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ありがとうくらい言わせろばか!!!!!!!!!!!!!

たもちゃんが居なくなってしまった。今度こそ。本当に。夏の騒動があった時もいやだいやだそんなの絶対いやだと思っていた。今後について公式からの発表があるまで、毎日ずっと鉛のような重たいきもちを抱えて過ごしていた。結果的に戻ってきてくれて、今までにないパターンにびっくりしつつも、単純にうれしかった。5人のアルルカンが続いていくことが、ただうれしかった。新曲も出た。アルバムも発売される。ツアーもやっと今年は福岡にも来てくれる。また5人のアルルカンに会えることを本当に楽しみにしていた。

わたしがアルルカンを好きになってから、2月で丸8年になる。それだけの時間、彼らのことを見てきたわけだけど、わたしはたもちゃんじゃなかったらアルルカンはここまで続いてこなかっただろうな、と思っていた。これはわたしが勝手に思っていただけのことだし、表に見えるところだけで勝手に受け取った印象でしかないので、本当のところがどうとかそういう話ではないんだけど(そもそもたらればだし)

たもちゃんは、緩衝材みたいな人だったな、と思う。あのふわふわとした天然かほんとかわからないぽやぽやとした雰囲気で、メンバー間の関係性がまろやかになっていた部分はあったんじゃないかな、と思う。もちろん、メンバー間のことはメンバー同士にしかわからないし、なかよしこよしでやってりゃそれだけでバンドが続くとも思っていない。わたしが見ているのはあくまでも表の部分だけだし、こちらに見えている表面的な関係性がすべてじゃないこともちゃんとわかっている。けど、正直、たもちゃんへの当たりが強くて見ているこっちがヒヤヒヤしたり、そんなところを目の当たりにして、楽しみたくて行ってんのになんでこんな気持ちで帰らなあかんねん、と思いながら帰ってきたインストも何度かあった。でも、たもちゃんはいつもにこにこしていた。撮影会でもサイン会でも優しかったし、またね、ありがとね、と笑顔で言ってくれるのがうれしかった。
たもちゃんは、緩衝材みたいな人だったな、と思う。でも、緩衝材もすり減りもすれば、すべての衝撃や痛みをずっとずっと吸収できるわけじゃない、んだろうな、とも思う。10年間。ざっくりだけど、たもちゃんにとっての20代のすべて。それだけの時間の中で、バンドのことやプライベートも含めていろんなことがあって、ずっとがんばってきたものが切れてしまったんだろうな。衝突することよりも、吸収と緩和を選んで(それがもしかしたら、あきさんが言っていた「最後まで何考えてるのかわからんかった」という言葉に繋がるのかもしれないね)そんな日々を積み重ねて、その結果がこの結論だったんだろう(これは別にメンバーが悪いとかたもちゃんが悪いとかそういう話ではないし、わたしの目に見えていたものと、わたしが感じていたことからわたしが勝手に推測したことを書いているだけなので、今ここではわたしの話しかしていません。何卒)

でも、やり方を間違えてはしまったけど、たもちゃんが出した答えそのものが間違っていた、とは思わない。たもちゃんの人生だ。あきさんも言ってたように、たもちゃんのために、自分のために生きて欲しい。またドラムがやりたくなったらやればいいし、またいつか、ステージでドラムを叩いているたもちゃんに会えたら、わたしはうれしい。何も犯罪を犯したわけじゃない。あれだけのドラムが叩ける才能を持っていて、ここまで積み重ねてきたキャリアを生かせる場所があるのなら、そこでまたドラムを叩いていて欲しい。たもちゃんが自分で選んで、自分で決めて歩む道を、批判したり非難する権利は誰も持っていないと思うから。ドラムがやりたかったら堂々と、好きなようにやればいい。たもちゃんが思うまま、自分が進みたい道を選んで生きてくれれば、と心から思う。

いつも本当に楽しそうに、うれしそうにドラムを叩いているたもちゃんが大好きだった。ドラムのまわりにメンバーが来てくれた時のにっこにこの笑顔ばかりが思い出される。ヘイバの時のリズム隊セッションとかほんとまじで最っっっっっ高にかっこよかったよね。あれもう見れないの?まじ?むりすぎる\(^o^)/境界線を聞けば、47ツアーの秋田の時のドラムを思い出すし、あれがきっかけでいちばん好きな曲になった境界線は、これからも一生いちばん好きな曲のままだろう。あれももう見れないの?まじ?うそでしょ?むり\(^o^)/むりーー!!!!

この目で見てきたたもちゃんのドラム。ライブ中の笑顔。音。何ひとつ曇らせることなく、たいせつに抱えて生きていこうと思う。「たもちゃんがいたアルルカン」は、無かったことにはならないし、無かったことになるとしたら、それは自分が自分の目で見てきたものを疑った時だ。いつだって、自分が見てきたものを嘘にするのは自分自身。たもちゃんが見せてくれたライブ中のあの笑顔に嘘なんてひとつもなかったことを、わたしはちゃんと自分で見てきたから、それをずっと信じ続ける。

たもちゃんがいたアルルカンから、わたしはたくさんのものをもらってきた。まだまだ気持ちの整理なんてついてなくて、喜怒哀楽ぜんぶの感情に蓋をしてないとふとしたことで泣きそうで足もとぐらぐらしてるんだけど、それでも、いちばん最初に出てくるのは感謝しかない。
ってゆうかさぁぁああああーーーー ファンなんていつだって「ありがとう」以上に伝えたい言葉なんてないんだよ。どんなことがあっても。例え解散すると言われたとしても。真っ先に出てくる、いちばん伝えたいことなんて「ありがとう」以外ありえなくて、だからこそ、おい!!!堕門!!!ふざけんな!!ありがとうくらい言わせろばか!!!!!!!ってめちゃくちゃ思ってるし、不意打ちで4人になってるホームページの写真見てまたグッと抉られてめそめそめそめそしてしまうんだけど、それでも最初に出てくることばも、最後にたどり着くきもちも「ありがとう」しかない。

ー 選ばなかった未来より 選んだ 今 を 強く

これからも、きっとたくさん辛いことや苦しいことがあるよ。うまくいかないこともたくさんあるよ。でも、それ以上に楽しいこともたくさんたくさん用意されているよ。だから、選ばなかった未来より、選んだ今を強く生きていってほしい。どうか、どうか、しあわせでいてほしい。元気に、健やかに。おいしいごはんを食べて、あったかいおふとんで寝て、あのやわらかな笑顔をまわりの人たちに見せていて欲しい。笑っていて欲しい。そんでさらに願わくば、叶うのならば、また会いたい(欲張り)

ねえ。生きてるうちにまた会おうね。たもちゃん。

ありがとう







最後に。今日たまたまTwitterで見て、あまりにも心境にリンクしすぎてたから貼っておく。



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