よかった2022

2022年のよかったコンテンツ記録。雑多です。


IN THE HEIGHTS(映画)

ミュージカル映画。歌が全ナンバーいい。

ふるあめりかに袖はぬらさじ(舞台)

6月歌舞伎座。なにげなく切符とったのがとてもよかった。 新派との合同でほぼ現代劇。坂東玉三郎さん演じるお園さんの止まらないおしゃべりがひたすら楽しい。芯のある脚本で、笑える上で最後に残るものがある。いいお芝居を見た。これは書き残すか迷ったキモい感想ですが「今まで目にした人間でここまで本気で自分に向き合ってくれた人間はじめてかも」と思った。スターのスターたる所以ってこれなんだと納得。

NINAGAWA十二夜 序幕(舞台映像)

2007年の歌舞伎公演の映像。シェイクスピアの文庫本を途中投げすること数回な人生だったけれど、演劇として見るとすさまじく面白い。本だとフォーマットが合っていなかったらしい。早替わりに会話劇とテンションの上がる場面が多くて楽しめる。特に二場、斯波主膳之助(セバスチャン)と琵琶姫(ヴァイオラ)が船上で交互に出てくる場面の早替わりは早替わりすぎて何が起こっているのか全然わからない。翻案や和洋の混ぜ具合もいい感じ。二枚目のDVDが売り切れで続きを見られていない。

かめれおん日記(本)

灯光舎「本のともしび」シリーズの一冊。 装丁がいい。表紙が皮っぽい材質でつい撫でてしまう。

怖い間取り3(本)

事故物件住みます芸人・松原タニシさんの話はラジオや記事で拝見しつつ、著作を読んでなかったので買う。 よくわからんものに対するタニシさんの向き合い方、いいなと思ってる。

youkai no shima(本)

フランス人カメラマンによる、日本の祭りの仮装を集めた写真集。不思議な恰好ばかり出てきていい感じの一冊。

ALTER EGO(ゲーム)

性格診断をしながら進むタップゲーム。静かに自分と向き合える、唯一無二の世界観が印象に残っている。 いろいろな文学作品の一節が引用されていて、小説をむさぼるように読んでいた頃のことを思い出した。 案内役のキャラクター・エスがかわいい。一緒に過ごした時間が大切になるゲーム。

本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 (web)

なんというかこう読むことが純粋に好きだった頃の気持ちを思い出す。

プレハブ分遣隊(艦隊これくしょん二次創作)

艦これ二次~n次創作。いろいろな人が大まかな概念を共有しながら創作している。「女子」「軍事」「ローカル感」「お仕事要素」「地に足のついた生活」「酒と煙草」「劇的でないただの毎日」みたいなものの複合体。空気感がとてもよい。ゲームは離れて久しいけれど、まとめを読んで久々に同人誌を買ってしまった。

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