梶家

置き場

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最近の記事

好きなレースの話

好きな競馬のレースの話がしたくなったので書こうと思います。 名レースというものは数えきれないほどありますが、その中でも個人的な思い入れが強いものを選びました。ファン歴が浅いので、現地やリアルタイムの思い出などは少ないです。 2012年皐月賞競馬って面白いんだなと初めて思ったレース。ありがちですが。 雨で荒れた馬場の内と外の間、絶妙なコース取りで最後方にいた馬がいつの間にか先頭に立っている、いわゆる「ゴルシワープ」のレース。勝ち馬がわかりやすくすごい勝ち方をするので、競馬を全

    • 令和6年のプロフィール帳

      「おとなのプロフィール帳(X:@otona_profile)」というものを見た。平成女児にとってはなつかしいプロフィール帳を現代ナイズしたものだという。なつかしすぎて令和6年バージョンを記入してみた。 プロフィール帳とは プロフィール帳とは平成の女児の間で流行していた物体・文化だ。 プロフィール帳そのものはバインダー式の手帳のようなもので、買った時点でプロフィールにまつわる質問をまとめた用紙がリフィルされている。この紙を友人などに渡し、パーソナルな情報や好きなものを書いて

      • カメラロールの中のお茶

        幾年月ぶんの写真がたまったカメラロール。 その中から、テーマを決めて画像を抽出してみるという遊びをやってみた。 いわゆる「カメラロールの肥やし」的記事です。 テーマ:「お茶」 お茶の写真は結構出てきた。お店に行けばテンションが上がって撮るし、家でもなにかのきっかけで撮ることがままある。撮りやすい題材ということだろう。 写真に残すと当時なにを食べていただとか、雰囲気がなんとなく蘇ってくる。もう会わない人と差し向かいで座っている写真もあった。懐かしくもあり切なくもある。 一服

        • カメラロールの中の海

          幾年月ぶんの写真がたまったカメラロール。 その中から、テーマを決めて画像を抽出してみるという遊びをやってみた。 いわゆる「カメラロールの肥やし」的記事です。 テーマ:「海」 思ったより量は少なかった。海にはさほど行っていなかったようだ。 特にどうということはない海の写真たちだが、爽やかな青色が並んで心地よい作業時間だった。土地や時刻や天候によって水の色って結構違うんだなと思う。普段海を見ない生活を送っているので、表情の変化を意外に感じた。 生きているとたまに海や川を見に行

        マガジン

        • 行ったことのない駅に行く
          3本

        記事

          行ったことのない駅に行く/瀬戸市役所前駅

          行ったことのない駅に行くシリーズ(#003)。近場の愛知県内を対象としています。 行き先いつもの駅名ルーレットを回す。ボタンを押すと愛知県内のどこかの駅をひとつ表示してくれるので、回した後は大人しく出た駅へ向かう。結果は… 瀬戸市にある名鉄瀬戸線「瀬戸市役所前駅」。名古屋と瀬戸を結ぶ名鉄瀬戸線の終点ひとつ手前の駅だ。地図を見てみると、名前の通り市役所などの最寄駅となっている模様。さっそく行ってみた。 瀬戸市役所前駅天気予報をよく確認せずに出かけたら行きの電車の中で大雨に

          行ったことのない駅に行く/瀬戸市役所前駅

          あの四月

          大学が始まらない。 当然といえば当然だった。前月起こった未曾有の大震災の混乱はまだ落ち着いていない。入学式は会場が避難所となっているため中止になり、四月初めのガイダンスは後日実施するという連絡が入った。はっきりと覚えていないが、予定は半月か一か月近く後ろに倒れていたように思う。 ぴかぴかの大学一年生たる私は困っていた。することがないのである。することがないだけならまだよくて、この四月に上京したばかりの私は土地のことがなにもわからなかった。そして東京に知り合いはひとりもいない。

          あの四月

          行ったことのない駅に行く/三河東郷駅

          行ったことのない駅に行くシリーズ(#002)。近場の愛知県内を対象としています。 行き先愛知県の駅名ルーレットがなかったので自作した。初回は全国版のツールをお借りしていたが、今後はこれを使っていこうと思う。 このツールもボタンを押すと愛知県内のどこかの駅をひとつ表示してくれるので、回した後は大人しく出た駅へ向かう。結果は… 新城市にある飯田線「三河東郷駅」。尾張民の私にとって三河は隣国である。境川の向こうだ。要するに遠い。若干のテンションの低下を観測しつつ、託宣にしたがい

          行ったことのない駅に行く/三河東郷駅

          行ったことのない駅に行く/愛・地球博記念公園駅

          どこかへ行きたいが大仰な旅行をする気力がない。近場で行きたいところも特にない。かといって家で過ごすのは飽きてしまった。どうしよう。 駅名ルーレットに行き先を決めてもらい、無理矢理出かけることにした。 行き先決定方法今回はこちらのツールを使わせてもらった。 ボタンを押すと全国津々浦々の駅をランダムにひとつ表示してくれる。そのままぶっ飛び旅行をやっても楽しいと思うがそんな元気はないので、対象は自分が今住んでいる愛知県内の駅とした(愛知県のみのルーレットがなかった)。条件に合う駅

          行ったことのない駅に行く/愛・地球博記念公園駅

          もう台湾ビールしかない

          朝から暑かった夏の始まりのある日。仕方なく買い物に出たら台湾ビールが売っていた。僥倖である。これは飲むしかない。何種類か揃っていたので、突発的に飲み比べ会をすることにした。 台湾ビール金牌ノーマルなやつ。アルコール5%。 軽くて薄くて苦みが少なく、さらさらと胃に入る。ぬるくてもおいしい。個人的にその辺で売っているビールの重さが得意ではないのでこの軽いビールは本当にいい。そういうわけで日本のビールが好きな人にはあまり合わない味だと思う。キレとか一切ない。そのかわり水か?と思う

          もう台湾ビールしかない

          韋駄天花屋

          その花屋は妙なところで営業していた。 1階がコンビニになっている雑居ビル。上階へ上がる階段前のちょっとしたスペースに、花の入ったバケツが並ぶ。ワンボックスカーでどこかかから運んできているらしい。お店の人らしいおじさんとおばさんがいて、お会計や包装などはこの方々がやってくれる。花束や鉢植えなどの大きな商品はないが、切り花の綺麗なものが揃っているという品揃えだった。 営業時間も妙だった。日暮れ時の数時間だけに現れるのだ。会社を定時に出るといない。派手に残業してもいない。1時間ほど

          韋駄天花屋

          いままで通ってきたジャンルを語れ

          最近よかったコンテンツの話をしていたら改めてどんなジャンルを通ってきたのかということを整理したくなった。誰も興味はないだろうが書きたくなったので書く。 図書室の本情けないことに友達がいなかったので本を読むことが多かった。メインは小説。幼心に「喋るの下手だから小説で会話に慣れておこう」みたいな気持ちがあった。つらい。図書室の本全部読むとまではいかなかったが、気になるものには大体目を通しているような状態だったように思う。読むことや物語の楽しさはこの時期に理解した。義務感と楽しさ

          いままで通ってきたジャンルを語れ

          よかった2023

          2023年のよかったコンテンツ記録。雑多です。 タローマン(映像)正月の再放送かなにかで遅れて視聴。借り物のモチーフから唯一無二の芸術が生を受けていてなんだこれは。タローマンカードが欲しすぎて岡本太郎展に行った。 ウマ娘プリティーダービー ROAD TO THE TOP(映像)ウマ娘アニメ。youtube4話完結で見やすいので半年くらい延々リピートしていた。呆れるほどクオリティがよく、キャラクターがよく、ストーリーがよく。原作(原作?)との翻案具合も面白かった。99世代の

          よかった2023

          よかった2022

          2022年のよかったコンテンツ記録。雑多です。 IN THE HEIGHTS(映画) ミュージカル映画。歌が全ナンバーいい。 ふるあめりかに袖はぬらさじ(舞台) 6月歌舞伎座。なにげなく切符とったのがとてもよかった。 新派との合同でほぼ現代劇。坂東玉三郎さん演じるお園さんの止まらないおしゃべりがひたすら楽しい。芯のある脚本で、笑える上で最後に残るものがある。いいお芝居を見た。これは書き残すか迷ったキモい感想ですが「今まで目にした人間でここまで本気で自分に向き合ってくれ

          よかった2022

          よかった2021

          よかったコンテンツを見たそばから忘れてゆく。記録として書いてみることにする。雑多です。 劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト(映画) もはや伝説になってしまったもの。向こう10年はこんな作品出会えないと思う。TV版からのファンで、この着地点を劇場で見届けられたの本当にいい体験だった。さようなら、よい旅を。 舞妓さんちのまかないさん(漫画) 京都の置屋が舞台の漫画。グルメ漫画はいろんな設定が出すぎて食傷気味なうえ、食べるだけの薄い内容になってしまいがちだと思っていた。

          よかった2021

          メイケイエールのこと

          競走馬・メイケイエール号が先日引退した。 熱心なファンとはいえなかったが、好きな馬だった。 競馬自体初心者であるものの、リアルタイムの雰囲気をとどめておきたくて個人的な思い入れをつらつら記してみる。 出会いはチューリップ賞の動画だったと思う。素人目にも「なんだか暴走している子がいる」というのがわかる。馬を抑えようとしてジェットスキーのような体勢になっている鞍上は武豊ジョッキーで、要するにすごく上手な人が乗っているはずなのだが、とんでもないレース運びになってしまっている。しか

          メイケイエールのこと

          わたしの積読本

          ひと様の記事で積ん読本を晒すものを読んだ。面白かった。便乗して自分の積読も記事にしてみようと思う。早く読めという自戒を込めて。 『暁の宇品』広島の宇品港にあった陸軍船舶司令部の話。チョイスの渋さ。絶対に読みごたえがあるのはわかっていつつ積んでいる。 『馬を結う』馬のたてがみや尻尾の結い方の本。基本的には人間のヘアアレンジと同じやり方。自分の髪の三つ編みすらあやしい私には少し難しい。 『キャロル』映画が良すぎて原作を買った。なにか勿体なくて学生時代から積んでいる。 『教

          わたしの積読本