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ロジクールのキーボードK835を買った

ロジクールのメカニカルキーボード、K840を3年半ほど使ってきたのですが、最近どうにも調子が悪くて困っていました。まずテンキーの具合がおかしくなって、一部のキーを数回叩かないと反応しなくなり、次第にそのほかのキーも意図せずダブって入力されたりというケースが頻発するようになって、クリーニングしてみてもダメっぽくて。寿命かなと。

上記の記事でも書いた通り、このキーボードは自分にとっては初めてのメカニカルキーボードで、壊れるまではかなり快適に使えていました。なので3年もつなら十分、また同じのを買おうかと思ったら、今はもうこのシリーズはTKL、つまりテンキーレスのバージョンしかラインナップされていないんですね。有線のK835か無線のK855

どちらでもいいっちゃいいんだけど、やっぱ有線の安心感を重視してK835にしました。

レイアウトはこんな感じ。デザインはK840からほぼ変わっていなくて、スチールの金属的なベースのうえにキートップが剥き出しに配置されたモノトーンのシンプルなもの。テンキー部分がばっさりカットされたぶん左右に短くなっているほか、大きく変わったのは右Altキーがなくなったこと(Alt・Fn・CtrlがFn・コンテキストメニュー・Ctrlになった)、それから独立したPrint Screen、Scroll Lock、Pause/Breakが省略されてFnキー+Insert・Home・Page Upの組み合わせ入力になったこと。

また、メカニカルスイッチ自体も変わっていて、独自のRomer-Gスイッチから普通にCherry互換の赤と青に準じた分かりやすい2種類になりました。自分はこの2種類だったら赤一択なんですが、この赤は青ほどクリッキーではないにしてもそれなりにタイプ音大きいです。静かなキーボードを探している人には向いていないかも。

良いところ

まず良いと思うのはサイズ感。テンキー、わりと仕事で使うので無いと不便かなと思いきや、省スペースでマウス操作に干渉しないことのほうのメリットが意外に大きく、これはこれでいいかなという気もしています。どうしても必要ならテンキーだけ別途買えばいいのだし。

タイピング感も良好です。K840の重い感じに比べると若干というか、けっこう軽くなって、ソフトタッチでもさくさく打てる。とはいえしっかり抵抗もあって、メカニカル特有の打鍵の気持ち良さはちゃんとある。

また、とにかく安い。定価で税込8,250円、無線のK855のほうで一万円そこそことかなので、一般的なメカニカルキーボードと比較すると依然として破格のお値段です。そのわりに剛性のあるボディで安っぽくなく、まあキートップの文字がプリントなのでそこが気になる人はいるかもしれないけれど、クールなフォントで悪くない。

あとはもうキーレイアウトの好みです。わたしは左小指のCtrlを頻繁に使うので左下隅にあってほしくて、その隣のWinキーもめっちゃ使うし、そのうえでキーピッチがちゃんと確保されていることが重要なので、このK835はこのあたりの要件をばっちり満たしています。

いまいちなところ

右Altがなくなったのは地味に気になっていて、例えばAlt+Enterみたいな、稀にある片手のショートカットに両手を使わざるを得なくなった、とかはあるかも。なくなって初めて気づくことは多い。無意識にテンキーのEnterをEnterの代替キーとしてよく使っていたのだなあ…とか(右下隅にあったのでどの状況からもブラインドで叩きやすかった)。BackSpaceも少しだけ小さくなって、一般キーと同じサイズになってしまったから、若干の不安感は残る。まあ、これは慣れかも。

Print Screenの独立キーがなく、Fn+Insertになったのは不便な人には不便かもしれません。XBox Game BarでもWin+Alt+PrtScが割り当てられているしね。でも最近、画面のスクショ撮るときもWin+Shift+Sで範囲指定して撮ることのほうが多いし、ブラウザでページ全体スクショ撮るときは開発者ツール使うし、わたしの場合はそんなに困らない。

耐久性に関しては実際使ってみないと分かりませんが、本製品はメーカー2年保証がついており、前のK840が3年半でヘタったことを考えても安心感はあります。少なくとも、2年使えれば全然元は取れるでしょう。

そんなわけで、しばらくK835で行きますというメモでした。

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