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Roland Rubix24を買った(雑記)

前々から買わなきゃと思っていたオーディオインターフェースを買いました。しばらくメインで使っていたNative InstrumentsのTraktor Audio 6の調子が悪くなって数年が経ち、それでも一応なんとかなっていたので後回しになっていた。

2年前に自作PCを組んでびっくりしたのは、もう今ってマザーボードに載ってるオーディオがかなり良いんですね。昔みたいに音がチープだとか、電気的なノイズが乗るとかいうことは全然なくて、普通に日常的に音楽を聴くだけならまず困ることはない。インターフェースいらず。

それに、JD-XiにしてもTB-3にしてもTR-6Sにしても、最近のローランドのシンセってもう基本USBで接続すればオーディオインターフェースの機能も備えている。DJコントローラーのDDJ-400とかにしてもそう。いざ音楽しようという気分になったときも、とりあえずUSBで機械を繋げばそこを経由していい音が出てしまうのです。

でも…やっぱり音楽を「作りたい」となったら、常時接続で入力とMIDI出力がついているオーディオインターフェースが要る。あったら便利とかでなく必要! 去年、インドア生活のなかで久しぶりにAbleton Liveを触り始めたら、ますますその気持ちが強くなってしまった。

初めは、デスクトップに置くならAG03みたいなミキサー型のほうがいいかと思っていて、去年は長期間に渡って品薄だったから買えなかったものの、わりと乗り気になっていた。でも曲作りの観点で考えていくと、マルチチャンネル入力のアナログミキサーを兼ねたMackieのProFXv3がいいなと思ったり、一方でデスクトップに常時置いておくなら邪魔にならないサイズ感やデザインのものがいいなと思って…。

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結局、小ぶりで落ち着いたデザインで、かつ個人的に信頼性の高いローランドのRubix24にしました。天板にこのRのロゴがあるとアガるのでね。とりあえずこのミニマルな形で運用してみて、必要ならまた考えたい。

ドライバをインストールして繋いだらもうバスパワーで普通に使えて、音もばっちり良く、特筆することもない感じ。入力はまだ試していないけど、ハードウェアコンプ/リミッターもついている。ループバックも使える。通常より4000円くらい安くなっているタイミングで買えたので、いい買いものができました。

PCの電源を落としたときにLEDがピカピカする対策

一点だけ困ることがあったのでメモ。このRubixは右上の白色LEDがPCと接続中なら点灯、USBで電源が来ていなければ消灯になるんだけど、「PCとの接続が切れていてかつ電源が来ている」状況なら点滅する。普通に繋いだ状態でPCをシャットダウンすると、USBバスパワーで電源は供給され続けるらしく、消灯してほしいのにずっと点滅してしまうのです。これでは寝るときにピカピカしてしまって困る…。

わたしの場合、2つの点を変更したらこの問題は解消しました。ひとつはマザーボードのUEFIでDeep Sleepオプションを有効にすること。

ご質問: S5 モードで USB ポート電源をオフにするにはどうすれば良いですか?(7/1/2017)
答え:「Deep Sleep(ディープスリープ)」オプションを有効にして USB ポート電源をオフにできます。
POST 中に [F2] または [Del] を押して BIOS セットアップを開いてください。「Advanced(詳細)」メニューを選択して、「Chipset Configuration(チップセット設定)」ページを開きます。次に、「Deep Sleep(ディープスリープ)」オプションを「Enabled in S5(S5 で有効)」に調整します。
設定を調整したら、[F10] を押して設定を保存します。これで、USB ポート電源が S5 モードでオフになります。

そのうえで、Windows 10側の設定で高速スタートアップをオフにすること。設定のシステム>電源とスリープ>関連設定(電源の追加設定)>電源ボタンの動作選択>「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックして、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックをオフ

高速スタートアップがオンになっていると、通常シャットダウンしても実際はWindowsの起動に必要なデータを一時的に保持している休止に近い状態なのだそうで、接続しているUSB機器には電源が行ってしまう。オフにしたら起動が遅くなるかというと、SSDなら別にそんなこともないようで、わたしの場合体感はほぼ変わりませんでした。

というわけで、無事にPCをシャットダウンしたらRubixのLEDも消灯するようになりました。

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