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POP UP PARADE 初音ミク

6月27日に発売されたグッドスマイルカンパニーのフィギュア「POP UP PARADE 初音ミク」を買いました。もともとこれは買う予定もなくて、予約もしていなかったんだけど、たまたま忍殺の新刊を買いに町田に出たときに店頭で見かけてしまって、いいな~と思ってお迎えしました。

figmaでお馴染みのグッスマですが、この「POP UP PARADE」という新シリーズは、比較的チープな作りのいわゆるプライズもののフィギュアと、1万円以上する高価なスケールフィギュアの間に飛び込んできた製品ラインで、今回の初音ミクがその1作目。価格が3,611円(税抜)と、作りが気に入ったらもはやあんまり迷わない値段なんですよね。

figmaも、初期はこれくらいの価格帯だったはずなんだけど、いつの間にか高騰して7~8千円が当たり前になってしまった。そりゃまあ、付属パーツも多く作りも精巧になってきているし、単純に初期のfigmaと今とでは技術的にも10年の隔たりがあるわけで、それ自体は納得できる。一方で、自分とかは他にも趣味があるから、立体作品にぽんと1万円以上は出せない。かといって、微妙にコレジャナイ感が漂うくらいの安物なら別に欲しくないし。

そんななか、本シリーズの商品案内を見たら、3千円そこそこなのに出来がすごく良さそうという点で気になった。でまあ、今後もいろいろシリーズ展開があるようだし、ともかく現物を見てみたいなと思って。

ちょっとびっくりしたのが大きさ。1/12スケールのfigmaがおおよそ12~13cmの高さなのに対して、17cmくらいある。パッケージはシンプル。

じゃーん。かわいくない? というかなんか、ちゃんとしてる。初音ミクの立体物って、もはやピンからキリまで世間に溢れかえっていると思うんだけど、なんかちょっとヘンじゃない…みたいな違和感も別になく、やはりこの価格で買えるものとしては(素人なりに)よくできてるなと感じる。

脇と二の腕とか、ちゃんと表現されている肩から鎖骨にかけてのラインとか。もちろん、写真でこれだけ寄ってしまうと塗装の粗いとこも目立たなくはないんだけど、それより惜しいのはアームカバーのDX7のパターンが省略されてグレー一色になっていたり、爪が塗ってなかったりするところかな。

顔も無難によくできてる。でもまあ、フィギュアの塗装とか印刷とかって、知れば知るほど手が込んでてすごいですよね。なので普通のスケールフィギュアの価格が高くてもそれだけ手間かかってるのねって感じで驚かないんだけど、これくらいバランスの良い作りでこの価格(しかもありがちな予約から発売まで1年以上待つというのではなく、4か月くらいで出る)って聞くと、なんで!? とかって思ってしまう。

でなんかこのミクさん、基本オリジナルのデザインに忠実なはずなんだけど、とりわけ腰から足にかけての表現がすごい。こだわりを感じる。

実は、可動フィギュア…というかfigma以外のフィギュアを買うのってほぼ初めてなのでした。今までそんなに興味なかったんだけど、イラストなどの平面と違って、立体物が存在している嬉しさみたいなのは確かにありますね。

というわけで、自分としては好きな作品のキャラがこのシリーズで出るならあんまり迷わずに買っちゃうかな、という感じの製品でした。例によって、通常は実質ほぼ受注生産みたいなもののようなので、予約を忘れなければ。ゴブリンスレイヤーさんは出るらしいので、ニンジャスレイヤーも出ないかな…。

ちなみに写真はすべてPixel 3aで撮りました。ポートレートモードすごい。

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