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楽器を並べて(非日常日記4/22)

日記です。

一番最近買ったBuffaloのWebカメラの調子がどうにも悪く、やはり安物はいけないと家電量販店へ行ったところ、急激な需要増加によってWebカメラの棚だけごっそり空いていた…というのが、既に一ヶ月くらい前の話。その時点で直近のオンラインミーティングはありあわせの機材でどうにかしようと諦め、そのあと別の部屋を掃除していたら、前に使ってたWebカメラが2個も出てきた。発掘だ。

掃除ついでに

なにぶん場所をとるので普段は立てかけたり収納しているシンセサイザー類を、久しぶりに並べて音を出してみたい気分になった。作曲の趣味もしばらく間が空いてしまって、そのあいだに作ってみたい音の傾向も少し変わった自覚があるので、今ならどういうセッティングにするかなと試してみるくらいの感じです。

結果、作りたい音の傾向は別に変わってないなと思った。ただちょっとチャレンジしたいタイプの曲はあって、次に作ってみたいアルバムのテーマも決まっている…。限られた機材を使ってどうしたら実現できるか、もうしばらくあれこれ実験してみたくなりました。

でね、発掘したWebカメラで動画を撮ったので、せっかく時間のあるこの機会に動画編集環境を作りたいと思って、今ならどういうソフトがあるのか調べてみた。もちろんAdobeが使えればそれに越したことないんだけど、Premiereのために新たにサブスク入るものねっていうので、まずCGでいうBlenderみたいな無料のものがないかなと思ったら…DaVinci Resolve 16というのがあるんですって。これの無償版で十分では?

動画編集でやってみたかったのが、写真の現像みたいな、いわゆるカラーグレーディングというやつで、Webカメラ特有のぼんやりした色味を多少はいい感じにしたい。なんかそういうのも全然いけるっぽい。

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インターフェースが難しいかなと思ったらそんなこともなく、基本はウィンドウ下部のアイコンを左から右へ、順にこなしていけばいい。すなわち、メディアを選んで、カットして並べて、効果をかけたりカラーを編集して、音を調整して、フォーマットを選んで出力する。

カラーの編集もすごく簡単で、Photoshopのトーンカーブの要領でレベル補正したものがプレビューしている動画にリアルタイムに反映される。これこれ~みたいな。
さらに驚いたのが、音声編集の画面で各トラックに直接VSTプラグインを挿せるんですね。えっもうDAWじゃん。画面はマスターに雑にWaves L2(音を大きくするやつ)を突っ込んだところ。

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これ例えば、人が話している動画で声が聞き取りにくい部分にEQをかけたり、ノイズカットしたりみたいなことが、一元的にできてしまう。こういう超便利なのあるならもっと早く教えてよ! と思った。古のWindowsムービーメーカーとか、もはやゼロからはマスターできる気がしないAviUtlとかに頼らなくてもよくなりそうだ。

ちなみに、動画自体の撮影はOBSを使いました。動画と音声をひとつにまとめる用途なら、配信しなくてもローカルなレコーディングで全然便利に使えるソフトですね。DJの動画も撮りたいし、またこのインドア生活のなかで新たにやってみたいことが増えてしまったな。

麻雀わからないなりに

そういえば週末は #にじさんじ最強雀士決定戦 の決勝戦を観ていたんだけど、最後の最後にドラマがあっておもしろかった。わたしは麻雀のルールがまったく分からないんだけど、主催の舞元さん率いるこの実況卓の解説が良くて、ライブで最後までずっと観てしまった。

グウェルの優勝がほぼ決まっていたところ、でびちゃんのアシスト(本人はアシストと思っていない)により僅差で剣ちゃんが逆転勝利するエンド。それも予選からの伏線…野良猫が2度にわたってハチャメチャにしてしまったのとか、コツコツ麻雀勉強配信をしてきたグウェルが健闘するのとか、全部効いていた。

なにより、ルール知らない人がほぼ呪文のように聞こえる解説を観て楽しめるコンテンツ、すごくない? ミリしら視聴者にも初見でわかるようにショーを見せるのってだいぶ高度なことだし、そこにちゃんとドラマが生まれるのもライバーさんの腕の見せ所だなと思いました。エンターテイナーだ。


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