環境・設備

[換気]

問)定常状態において、外部から室内へ流入する空気の質量は、室内から外部へ流出する空気の質量と等しい。
答)

問)建具周りの隙間から流入・流出する漏気量は隙間前後の圧力差の1/n乗に比例し、nは1〜2の値をとる。
答)

問)ある建築物の容積の異なる二つの室において、室内の二酸化炭素発生量(㎥/h)及び換気回数(回/h)が大きい場合、定常状態での室内の二酸化炭素濃度(%)は、容積が小さいより大きい室のほうが高くなる。
答)✖️
定常濃度P と室容積Vの関係(換気回数Nが一定の場合)
換気回数Nが一定の場合、Q=NVを代入するとP=P0+K/NVとなり、室容積Vが大きいほど定常濃度は低くなる。
空間が広ければ空気が薄まるってイメージかな??

問)ナイトパージは、外気温度が建築物内の温度以下となる夜間を中心に、外気を室内に導入することで躯体等に蓄冷する方法であり、冷房開始時の負荷を低減し、省エネルギー化を図ることができる。
答)○

[伝熱]

問)室内において、自然対流熱伝達率は、熱の流れる方向と室温・表面温度の分布によって変化し、室温が表面温度より高い場合、床面より天井面の方が大きな値となる。
答)

問)壁体内の密閉された中空層の熱抵抗は、その厚さが10〜15mmの範囲では、厚さに比例して大きくなる。
答)

問)窓ガラスの日射熱取得率(日射侵入率)は「ガラスに入射した日射量」に対する「ガラスを透過した日射量とガラスが吸収した後に室内側に放出された熱量との和」の割合である。
答)

問)床下空間を有する木造住宅の基礎断熱工法の基礎部分において、外気に直接通じる床下点検口を設けることが望ましい。
答)✖️
基礎断熱工法においては、外気に直接通じる床下点検口を設けない。

[日照・日射]


問)夏至の日の可照時間は、北向き鉛直面より南向き鉛直面のほうが短い
答)○

問)冬至の日の終日日射量は、南向き鉛直面より西向き鉛直面のほう小さい。
答)○

問)東西方向に長い同じ高さの集合住宅が南北に二棟並ぶ場合、全住戸で冬至の日の日照時間を4時間確保するには、集合住宅の高さの約2倍の隣棟間隔が必要である。
答)○

問)春分・秋分の日において、南中時の直達日射量は南向き鉛直面より水平面のほうが小さい。
答)✖️
北緯35度の地点における春分・秋分の日の南中時の太陽高度は「約54度」であり,南中時の太陽高度が54度の直達日射量を水平面と南向き鉛直面に分解したそれぞれの直達日射量は,南向き鉛直面より水平面のほうが大きくなる。

[昼光・照明]

問)均等拡散面上における輝度は、照度と反射率との積に比例する。
答)○
設問の通り

問)人の目には明るさの変化に順応する能力があり、明順応より暗順応のほうが時間を要する。
答)○
明順応に要する時間=数分
暗順応に要する時間=30分程度もかかる。

問)昼光率は、天空の輝度分布が一様であれば、全天空照度の影響を受けない。
答)○

問)白熱電球のランプ効率は、蛍光ランプに比べて周囲温度の影響を受けやすい。
答)✖️
蛍光ランプが周囲温度の影響を受けやすい。『ちらつき』など。

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