凡例 『近代の小説』田山花袋(著)
凡例
一、本書の電子化に際しては、大正十二年(一九二三年)に近代文明社が発行した『 近代の小説』田山花袋(著)を底本として、さらに平成七年(一九九五年)発行の臨川書店発行『 定本 花袋全集 第二十七巻』を参考にしながら、仕様上の都合により適宜編集を加えました。いずれについても、著作権法の遵守について最大限留意しています。
二、漢字について旧字は新字に改め、歴史的仮名遣いは現代仮名遣いに改めました。
三、著者の特有の表記や表現は、筆致や著者が生きていた当時の雰囲気を損なわないよう残しました。【例】
四、ふりがな表記における促音について、より正確な音を表現するため、「つ」だけは小書きルビにしました。【例】
五、底本に基づく圏点は「黒ゴマ」のみです。それ以外の「黒丸」は可読性を考慮して編者が新たに加えました。
六、本文中の米印(※)は、編者による注釈や補足を示したものです。
七、大量のルビ(ふりがな)を付与したことによる字間や改行の乱れは、ご覧のリーディングシステムの仕様に依るものです。