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気合いが入る合宿!

われわれは海外生専門の学習塾です。
フランクフルトに新しい教室がもうすぐ開校するのですが、フランクフルト教室でも夏合宿をやりたいなあと思っています。

というのも、香港と中国にある教室が、先週、今週とちょうど夏合宿を実施しているからです。

去年まで、新型コロナウィルスの影響でしばらく実施できていなかったので、2019年以来ですから、実に4年ぶりですか!ずいぶん久しぶりの実施です。

自分はこれまで香港地区の合宿に携わっていたのですが、香港地区では、毎年こんな場所で合宿をしています。

これだけ見ると「リゾートじゃん!」と思うかもしれませんが、2泊3日の合宿です。ビーチの真ん前にあるホテルに宿泊して、小6・中3受験生が中心に参加する合宿、自分の限界まで頑張ってみるという経験もありますが、仲間が周りにいるので、我々がハッパをかけるまでもなく自ら取り組み始めます。

我々も人間、朝から夜までだと正直疲れるのですが、生徒が「もっとやる!」というので逆にこちらが「もう、よくないっすか…。」ということもあるくらい、気合いが入ります。

本当に、この時期に限界まで頑張る意義は深いなあといつも思います。
受験ということで言えば、本来はここからが正念場。試験が近づくにつれ、つらいことも色々経験するし、それが試験本番の時ということもありえます。
試験本番で後悔はしたくない、「あの時もっとやっていれば…。」なんて言ってほしくないので、自分の足りなさを見つめ直すのなら、半年前倒しですれば良いと。なので、この3日間で色々な悔しい思いや、やれるという感覚を味わってほしいなと思っているわけです。

これは、本当に変わるきっかけになる。
入試は、最後は自分との戦いであり、相手を蹴落とすものではありません。自分が戦い、自分が結果を受け入れるという経験。
出来れば成功体験も味わってほしいので、どうしても「自立・自律」は必須です。

また、目標を明確にすることも大切。
以前は、夜海に向かって志望校を絶叫するという企画もやっていました。
なかなか感動的ですよ。
みんなの前で言うわけですから躊躇もあるわけです。
「本当に言っていいのかな。。。」とか。
でも、その恐怖を振り切って目標を言う、そしてその言葉に責任を持つ。
もちろん、言ったから絶対に受けなければならないわけではないですが、自分の中で火がつくきっかけにはなっていたのかなと思います。

数分の躊躇・沈黙の後、ふだんは物静かな生徒が「おれは絶対に開成に行く!」と絶叫した時は、震えるくらい感動しました。
彼も本気なんだったら、我々も本気でぶつからないと!
何が何でも受からせてあげたいと思いました。
(本当にうかっちゃった!)

そういう、生徒も我々講師も成長できる時間なんですよね。

今年の香港と蘇州の夏合宿の様子です。
https://www.epis-edu.com/school/hongkong/blog/entry-45741.html

https://www.epis-edu.com/school/suzhou/blog/イベント/entry-45747.html