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英語、筆記体、縦書き。

今回は「筆記体」について。

英語を学習し始めてアルファベットを習得して、簡単な単語やセンテンスが書けるようになると、どうしても筆記体cursiveで書きたくなります。誰しも経験があるのではないでしょうか?

懐かしいなあ。
中学生の頃、ろくに勉強せずに、しっくりくる筆記体の形を探していました。
そして、いつしかまたブロック体で書くようになっていくのですが、一体全体、筆記体ってどういう位置付けの書体なのでしょう?


自分が再び筆記体に出会ったのは、アメリカに渡った時でした。
宿題などはPCでタイプするので普段の学生生活で自分自身が筆記体で書くことはなかったのですが、提出した宿題への先生のコメントが筆記体でした。
これが筆記体との再会なのですが、昔はかっこいいなあと思っていた筆記体が、まあ、全然読めない。。。

その先生だけかと思っていたら、どうやらそうでもないようで、どの先生のコメントも、キレ〜に読めませんでした。

もちろん慣れてくると読めるようになるのですが、初めは解読不能で困ったものでした。


そして、アメリカ人学生もノートをとる時はたいてい筆記体でしたね。
もちろん、こちらも最初は全然読めませんでした。
中学生の頃憧れていた筆記体と、まあ随分違うものです。

当たり前ですが、かっこいいから使うものではなく、速くて書きやすいから使ってるんですね。

中学生時から10年ぶりくらいに再認識したのを思い出します。

ちなみに、英語は左から右に横書きですが、実際は「ほぼ縦書き」だということにも驚きました。
どういうことかというと、アメリカ人学生がハンドライティングをしている時は、ノートをほぼ90度傾けて、上から下に「縦書き」しているような書き方をしているんです。全員がそうというわけではありませんが、少なくない人がそうだったのでビックリしました。

そこまで極端でなくても、ほぼ全員45度くらい、あるいはそれ以上傾けています。
今もそうなのかなあ??

そういう些細なことも含めて、異文化の中で生活していると色んな発見があっておもしろいです。