見出し画像

「中学受験」をおススメするワケ。

「中学受験」を選択できる環境がある場合、私たちは「中学受験」という選択肢をぜひ考えてみてほしいと本気で思っています。特に、首都圏にご帰国の場合は、本当にそう思います。

ここでは、制度やそのような環境の善悪はいったん無視して話を進めます。

また、ここでいう中学受験とは、いわゆる難関校受験などのいわゆる中学受験のことだけを指していません。何らかの選抜やスクリーニングを受けて、志願者が入学意思を表明した上で学校を選ぶという行為を意図しています。

お子さんに合った教育を受けさせたい、成長できる環境を選びたい、不確実性が高い将来を生き抜く力を身につけてほしいという思いを実現させる場所としての選択肢を考えてみます。

・国立/私立/公立の中高一貫校
・インターやそれに準ずる特色ある学校
・(積極的な選択理由がある上で)通常の公立中学校

地元の公立中学に進学するという選択をする場合、積極的に選ぶ理由が必要ではないでしょうか。
特色を打ち出す中高一貫校よりも、地元の公立中学が良いという理由です。お子さんが進む中学校を考える場合、「とりあえず白紙」の状態で地元の公立を選択をすることは、場合によっては判断を先延ばしにしただけということもあり得ます。

少なくとも、それが本当に正しい選択なのかどうかを真剣に考える必要があると思います。

では、どうして中学受験をお勧めするのか?

例えば、今12歳のお子さんが、世の中に出て自立していくのが10年後、そして、キャリアに油が乗ってくるのが20年後と考えてみたとき、つまり2034年、2044年の世の中を生き抜いていくことが求められると考えたとき、お子さんが受ける教育の内容は非常に重要になってくるはずです。

そう考えると、12歳から15歳の義務教育期間に、お子さんに意味のある教育コンテンツを選べる機会は逃すべきではないように思います。そして、選択するという行為について真剣に保護者が考える必要があると思うのです。もはや、難関校や有名校を受験することで、とりあえず将来が安心ということでもないのかもしれません。

では、これからの時代にあった教育とは?どの学校が良いのか?

その明確な答えはどこにも存在しないはずです。
強いて言えば、従来の「学校」という価値観だけに捉われず、変化を求める意識をもっている学校が良いはずです。

ということは、お子さんも保護者も意思を持って、自ら能動的に学校を選ぶという姿勢が必要になってきます。そして、その先に選ぶ学校は、通常何らかの試験やスクリーニングを行って、志願者との親和性を確かめようとするはずです。


「のびのびとマイペースで」という言葉は一見綺麗に見えます。
でも、果たして、お子さんの将来に責任を持った言葉なのかは、立ち止まって一考してみる価値があると思います。

もう一度言いますが、ここでは制度やそのような環境の善悪を議論していません。

好むと好まざるに関わらず、取り巻く世界は変化し続けています。
その中で、お子さんが生きなければならない将来をリアルに考えた時、今、なんらかの準備を始めることは間違いではないと感じています。


epis Education Centre フランクフルト教室
お問い合わせはコチラからどうぞ!

http://www.epis-edu.com/contact/