ひらマン聴講しての感想

➀まず、この一年で私が得た一番のものは下記の通り。

  エロ漫画以外の漫画も読むようになった。
 
 たったこれだけのために行ったのかと言われればまぁそんなこともないのだが、主にはそうである。藤崎版銀英伝とか。『乙女戦争』とか。

➁そもそもなぜ参加したのか
 冷やかし感覚で無料説明会に行ったら大井先生の話が面白かったので(確か虹の美しさを科学的に説明する云々という話)。ただ、同じように新芸術校の説明会にも冷やかし感覚で行ったことを思えば、漫画の方に興味があったのだ。
 で、この頃私は川崎昌平『労働者のための漫画の描き方教室』に感化されて漫画を描こうとほんの少し思ってたのだが、しかしどうもやる気にならない…では漫画教室に行くか、という次第。川崎さんの本は、漫画の描き方のエコノミーを突き詰めることに焦点を当てているが(なぜなら仕事に疲れた労働者に呼び掛けているから)、ひらマンで教えている方法論にも共通する部分があるのでは…とちょっと立ち話してた時中山懇さんに言われ、腑に落ちる。

③で、漫画描いてるの?
 描いてない。いや、描いた。私のツイッターの固定されているやつ。ほとんど無視されているが、私は傑作だと思っている。後、去年ネームのようなものを2本描いて闇に葬った。
 これも大した話ではないが、アナログからデジタルに移行したのは飲み会でkuzikuzira氏にipadを見せてもらったのに影響されたので。たまに落書きする程度だが。

④自分が描かないにせよ、他人が一年通して作品をつくり出していく経過を近くから眺めるのは面白いかもしれない
 個人的にはとねうらさんと碌縞さんに注目していた。二人とも第一作から強烈な個性を感じさせ、さらに続く作品でそれが深化していくように私には見えた。

 そういう訳で、私は4期は参加しませんが、参加するとモノの見方が変わるかもよ。

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