モノモノモノモノモノ。。物の洪水の中で生きる

大量生産大量消費社会に生まれ、物で溢れた時代を生きてきた自分にはにわかに想像し難いが、戦後は物が少なく殺風景な家を恥じるような空気があったそうな。そう考えるとモノを捨てない人を責めるというのもなかなか厳しいことだと思う。

そもそも、モノを捨てないことそのものが悪いというより、なんでもすぐに買ってしまったりしてしまうことが問題なのは周知の通り。でも学校でモノを買わないほうがいいなんて絶対に教えるわけがなく、地方自治体などはただひたすらごみの削減やリデュースリユースリサイクルを訴える。しかし、ゴミになるようなお土産のキーホルダーを買わないように!!とか実物とかけ離れたやたら豪華に見える過剰包装をやめよう!!とは言わない。だって経済が回らなくなってしまうもの。

そして、消費者心理を熟知した、消費行動を絶妙に刺激する巧みなマーケティングに抗うなんてほぼ不可能。こんな世の中で清々と抗っていけるのは仙人のような少ない人たちだけだと思うんだよね。

モノモノモノモノモノ。。
物の洪水の中で溺れてしまわないように、頑張って生きよう。

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