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2020年に聴いた音楽(アルバム編)

おおみそかでキリがいいので、2020に出たアルバムで特に聴いたやつをまとめたくなったのでまとめます。

後半力尽きてきているので雑になってますすみません。

※Spotifyリンクはそのうち埋め込みます、そのうち

GANG AGE/PEOPLE 1

年々足し算みたいな音が多い音楽を聴くのに体力がいるようになってきて、だんだんと音が少ない、ゆったりとした曲を聴くことが多くなりました。
今年出たこのアルバムは、まさに今現在のぼくが求める、ゆったり散歩しながら聴けて、かつキャッチーで引き込まれる、すごく好みのポップなアルバムが来たな〜と嬉しくなりました。

お気に入りは『常夜灯』

いいね!/サニーデイ・サービス

結成28年にも関わらず未だに衰えることのないブレない音楽性はすごいほんとうにすごい。
しかも焼き直しとかではなく、今の時流に合わせたポップさを取り入れ、サニーデイ・サービスの音楽として昇華させているのは、「昔のアルバムでいいか……」という悲しい気持ちにならならなくていいですね。

一曲目の『心に雲を持つ少年』からすでにぶっ飛ばしてきて、『春の風』の疾走感でそのまま駆け抜けるこのアルバムの完成度は、ぜひ通して聴いてもらいたいものです。

CHAOSMOLOGY/9mm Parabellum Bulletコンピレーション

9mm Parabellum Bulletに関しては、このバンドのことだけで一記事書けるぐらい思い入れのあるバンドで、その9mmのコンピレーションアルバムがなんと今年に出ました!うれしい!
コンピレーションアルバムって参加アーティストが原曲をどううまく料理する、つまりどのぐらい原曲の良さを残しながらそれぞれのカバーアーティストが個性を主張しすぎずほどよく差し込んでいるか、というのがすごく楽しみなんです。なかなかむずかしい話なんですが。

個人的にはTHE BACK HORNの『キャンドルの灯』とa flood of circleの『Black Market Blues』がかなり好みです。
この2曲は、まるで元からカバーしたバンドの曲では?と思わせるほどの原曲とのマッチ感がとても気に入りました。

Step by Step/サンダルテレフォン

「カウンターカルチャー・アイドル」という単語がここ数年で出てくるぐらい、楽曲重視のアイドルが増えているようですが、このサンダルテレフォンというグループもそのうちのひとつかではないでしょうか。
わかりやすくキャッチーなメロディーにノリノリの四つ打ち、聴いているだけで気分が上向きになりそうです。

『Follow You Follow Me』が特にこのアルバムの色が濃く出ていると思います。

Bouquet/bohemianvoodoo

相変わらずの上質なラテン・ジャズ、ありがとうございます。

お気に入りは『輪舞曲』

Seeds/jizue

ドラムの粉川さんが抜けてからの初フルアルバム。正直音楽性が変わりそうであんまり期待していなかったのですが、全然そんなことはなくとてもいいアルバムでした。

お気に入りは『marten』

synonym/パスピエ

パスピエはアルバムごとにそのときの流行りを取り入れていると勝手に思っていて、今回のアルバムもまた柔軟に音楽性を変えていてすごいなあと思いました。

1曲名の『まだら』で特にそう強く思いました。

GLINTS/さとうもか

kawaii、kawaiiがすぎる。
kawaiiポップの代表格としてもっと売れてほしい。

『オレンジ』がめちゃくちゃ良いです、いやマジで。

アナザー・ストーリー/スカート

10年代後半のシティ・ポップリバイバルの代表格アーティスト澤部渡氏のソロプロジェクト。そのスカートがアマチュア時代にコミティアで発表していた楽曲をセルフカバーしたアルバム。
このアルバム自体の完成度も素晴らしいものですが、原曲と聴き比べるのも細かい違いとか楽しめて、また味わい深いと思います。

お気に入りは『セブンスター』

Good Luck Charm/kiki vivi lily

ゆったりと身体を揺らしながら、甘いウィスパーボイスでゆるゆると脱力させてくることに定評のあるkiki vivi姐さんの新譜。
『ココロオドル』カバーしててびっくりしてたら、nobodyknows+ご本人達ががっつりボーカルに参加してて2度ビビり散らかしました。

『ひめごと』を聴いてゆるゆると夜の散歩に出ようぜ!

2021年もどんなアルバムが出るのかとても楽しみです。

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