アパ

アパートの非常階段に腰をかけてジュースを飲むことにしました。住んでいるのは9階。10階は管理人の部屋。誰とも鉢合わせることはありません。

手前に無機質な構造物があり、向こうには比治山の稜線が見える。この奥行きというか立体感が、えもいわれぬ静寂と寂漠を醸し出し、体表を逆撫でていくのでした。

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