見出し画像

「許せない祭り」駅、途中下車




実際に職場の人間関係の中である特定の行動をとる相手に激しく反応する、というご相談をいただきました。

具体的には、

「Yさんだから特別にやってあげるのよ」

「ほかの人だったらやってあげないわよ」

という「恩着せがましい」というか「見返りを求められる」

やりとりが複数人から続いて、強く反応したとのこと。


数日後

過去の職場で陰湿なイジメを受けていたときの人の記憶が出てきた、

「やられたのにやり返せてない感覚」がある

と報告をいただきました。



さ、

「出たら」7割がた仕事は終わっています。


潜在意識に鍵がかかったその部分を解き放つまで、

忘れていた記憶を取り戻すまでが
実際は大変だからです。



問題が現れるときは

癒す準備ができているときなので


問題が見ているのに
どうしていいかわからずに放置すればするほど、

自体はこじれていきます。


ご相談者の場合はすでに かなり自分自身で感情の処理ができる段階なので

あとはそのまま
当時の記憶を癒してもらいます。



その際に、

辛かった記憶や許せなかった感覚を

味わい尽くしていくので


不愉快な経験を再度自らしなければいけないので
気が重いかもしれませんが、


ここは
「完全に癒しきって2度と同じ部分で自分が苦しまない」

ための最後の経験なので

ぜひ飛び込んでやりきることが大事。



最終目的地点は

当時の相手や無力だった自分を

「許しきること」であったり

状況の受け入れであったりケースによって色々ですが、


今回の

一番大事なポイントは、

行き先「許し」駅の手前で


「許せない祭り」駅で途中下車し、

祭りを先に終えるのが最速列車です。


「許そう」「許そう」「許そう」「許そう」「わたしは愛」

「ワンネス」「愛」「チーン」


と思っても、

最初のうち、そんな簡単には許せないことがほとんど。



そんな時はさっさと


「許そう」自体をさっさと諦めて、


かといって

「許せない」自分でもいいや、と現状維持を保つのではなく


「許せない」をやりきって(あくまでも)抜けるのがコツ。



「許せない祭り」とは、

おんどりゃー、わては、お前に言われたあの言葉を

墓場までもって行って死んでも許さず一生復讐をし続けてやる!!!

というのを盛大に盛大に、

名古屋の伝統的な結婚式で菓子を2階から撒くくらいの勢いで、とりおこなうことです。(いまどきやるひといるんかいな)


イメージの中で言いたいことを言うのもよし、ボコボコに殴るもよし、一番苦しい方法で相手を炙りつくすもよし、

可能な限り残虐な方法で

仕返しをしてみるのはおすすめです。


(あくまでもイメージのなかです、本当にやりたければやってもいいですが
警察に捕まったり面倒なのでおすすめはしません)


一見この、「許せない祭り」は、「許し」と対局に位置しているように見えますが、違うのですね。


先ほど書いた、

「”許せない”自分でもいいや、と現状維持を保つ」というのは、


「誰かを嫌いな自分を受け入れてあげよう」
「許せない自分を受け入れてあげよう」

「ネガティブな自分も許してあげようね!」というような考え方。


これは、


「許せない祭り」駅の一駅手前、


「許せないままオッケー」駅

ここから先は

857字

¥ 180

いつも購読・ご購入・サポートどうもありがとうございます!