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【法人用】潰れにくいパチンコホールはどこだ? 流動比率ランキグン

法人用ボンペイnote5月号を購読いただき、誠にありがとうございます。

上場企業は決算シーズンを迎え、コロナから立ち直った会社、直撃したまま浮かび上がれぬ会社、様々出ています。

パチンコホールのランキングを見ると、なぜか売上高ばかりなんですよね。他に切り口は無いだろうかと思い、〝潰れにくさ〟に着目することとしました。複雑な計算はできないので、潰れにくさを図る指標としては最も古いであろう〝流動比率〟を用いて比較しました。


流動比率って何よ

流動比率=流動資産÷流動負債
流動資産とは、現預金を中心とした、換金化しやすい資産のこと。
流動負債とは、1年以内に支払いの迫っている負債のこと。

パチンコは現金商売ですから、豊富な流動資産に守られ、基本的には倒産しにくい業態です。現金商売なのに現金が不足するって、結構ヤバいんじゃね? と予想できるじゃないですか。

逆に、1年以内の支払い(流動負債)が巨大でも、それに倍する現金(流動資産)を持っていたら心配いりませんよね。

だから流動比率に注目しました。

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一般的に、流動資産には商品在庫を含みますが、パチンコホールは製造業でも小売業でもないため、他業種と比べて「流動資産の中身」はピュアだと思うんですよね。たぶん。


流動比率の目安

200%以上・健全
150%以上・かつて銀行の融資基準だった
100%以下・ヤバくね?

200%以上を目指しましょうと、よく言われます。

流動負債の2倍、流動資産を持ちましょうと。

ただ、無借金に近い状態で経営していると、流動比率500%超なんていう数字も出てきます。そうなってくるとデカい数字なら良いという話ではなく、むしろさっさと事業を拡大しろよ! ということになります。

もっとも、現在のパチンコ業界はこういう状況ですから、流動比率の高さはシンプルに歓迎できるかもしれませんね。


ネットに転がっているのは最新の決算ではなかったりしますし、流動比率だけで健全性を計れるものではありません。参考程度にしてください。


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