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闇の向こうへ

全国稼働、最低記録を更新

とある開発者から「吉田さんの好きそうな機械を作っても売れないし動かないんですよw」と笑われた飲み会は10年くらい前かな。そんじゃホールやファンの好きそうな機械をたくさん作ってたくさん売ってくださいと返すしかなかった。だって、私の好きな機械って羽根物やアナログ機ですからね、売れるわけないよ。

でも、どのメーカーも売れる機械を作ろうとしたはずなのに、パチンコ台は益々売れなくなった。あの開発者は何をやってるかと調べてみたら、今は申請業務か何かをやっており開発の現場から離れているらしい。

先週の木曜日。ダイコクSISの4円パチンコ平均稼働が大台を割ったと話題になりました。ここ10年で平均稼働は5割減くらいですか。思えば遠くへ来たもんだ。

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最高10Rの機械を打ってみると、出玉の少なさ、消化時間の短さに萎えます。かつてアタッカー周りの釘を殺して寄せなかったのが懐かしく思えるくらい、あっという間に消化してしまう。私がパチンコを始めたときも10Rでしたけど、消化時間は300秒くらいあったからね(アタッカーフルオープンに近ければ近いほど出玉を増やせる)

ミドルで14個戻し? 7図柄の出玉が1100発? それはライトミドルではなくって? え、なめてらっしゃるの? ワタクシをからかってらっしゃるの?? という感じです。

パチスロの状況はさらに酷く、まどかに続きハーデスや絆が撤去となった岡山県では、スロット稼働は全体的にガッツリ落ちたそう。さらに今後は全国で撤去が進み、消費増税の影響で低所得層はパチンコから離脱してきます。人気機種の強制撤去、代わりに導入される機械の物足りなさ、さらに消費税のダメージと、遊技人口を増やすような話題は何一つありません。


マルハンに負けない地元ホール

そんな中、マルハンに負けない地元ホールを探訪してきました。函館のパチンコ富士は事実上低玉専門店となっていたため、今度は進路を西にとり、パチンコ発祥の地・名古屋へ行ってきました。

・・・・・・のですが。

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