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珈琲トーク

今回は、コーヒーミルをカリタ社のダイヤミル から、ラッキーコーヒーマシン社のLUCKY LM-400を迎えた事によって、業務用手挽きミルと業務用電動ミルの明らかな違いが体感出来たので、そのお話しです。

そもそも私はダイヤミル が好きで、何となく使っていました。しかし、2杯分、3杯分と珈琲豆を挽く作業を手挽きミルで何回も繰り返していると、段々と億劫に心が支配されて行きました。

一回の豆挽きで、2杯分の豆を挽く時大体5分間掛かります。勿論、その間右腕のヘンな所に力を入れてしまうとその箇所が痛くなり、作業を中断して居ると、知らない内に息が荒くなって居るなんて事もありました。

 そんな時に、私の愛する喫茶店で、柏と北柏の中間にある『ストリームヴァレー』に立ち寄りました。
その喫茶店は、柏ふるさと公園を目の前に道路で挟んだ場所に有り、店裏を山にして佇む、中々な立地で営業しています。

喫茶店『ストリームヴァレー』を紹介します。

ストリームヴァレーは昭和レトロな内装で、木を基調としたカウンターテーブル席に、線路の枕木や、何処か異国を想わせる作りの4人掛けテーブル席が有ります。

多少薄暗い店内にはクラシックが流れており、ネルドリップで淹れられた、雑味が無く、嫌な酸味がなく、飲んだ後に腹が痛くならない、至極の珈琲が楽しめる、落ち着きたい、落ち着いた性格の人に凄くオススメな喫茶店です。

そんな喫茶店のカウンター席に座って居ると、フと、自分が好きな喫茶店ではどんなミルを使って居るのか気になり出して、探してみると、どデカい、ディズニーのウエスタンリバー鉄道の汽車を思わせる見た目のコーヒーミルに目がいきました。後々調べるとそれは、どうやら業務用のコーヒーミルらしく、喫茶店のは確かでは無いがフジローヤル社製の物?らしいのですが、マスターがパチンとスイッチを入れると店内が一瞬暗くなるので、流石にそれを家庭で扱えるか不安になり、仮に購入するなら他の類似品を購入しようと思い、lucky lm-400を購入しました。

数日、業務用の電動コーヒーミルで挽いた豆で淹れて分かった事は、手挽きミルだと多少挽いた豆にバラツキがあり、それがコーヒーの味を店の物とは遠ざけて居ると思っていたのですが、確かに店の味になりましたが、それは均等に、寸分の狂いも無く、完璧に何処までも平坦な『無個性の味』でした。

それから自分の中で手挽きミルで淹れた珈琲と、電動ミルで淹れた珈琲の印象が次になりました。乗り物で例えると...

電動ミル→タクシー

手挽きミル→ジャジャ馬だが、此方の個性と技術が合わさると、育て方によっては唯一無二の相棒になる。

こんな感じでしょうか。今後、個人的には大人数用には電動ミル、個人的な一杯には手挽きミルを使用して行こうと思います。長々と最後までお読み頂き、有難う御座いました。


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