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作品がうまれる瞬間

「創造的に生きる」というプログラムがはじまったのは、2021年1月。

知らない人の中に飛び込んだつもりが
知り合いが2人参加していた。

既に初回から会うべき人と参加してる感。


プログラムの概要は主催のこうすけさんのnoteから。


初回で1番印象に残ったのは
終了時間15分前に突然はじまった
即興の詩。

1人が描いたスケッチを見て
参加者1人ずつが
ただ思い浮かんだことばを
場に出す。

ただ、それだけで
絵と詩の作品が完成した。
ものの10分で。


これまで私は
「人に見せて耐え得るものを出さないといけない。そのためには、時間と手間をかけて、完成度を高めなければ(苦しまなければ)ならない」

と思っていたんだと思う。

でも、その時にできた作品は
エネルギーに満ちて
軽やかで
気持ちが良かった。

人に見せた時の
評価はまったく関係なかった。

ただただ
楽しかった。


こうすけさんは
「最終回にやるようなことを、こう初回にやっちゃいましたねw」
と言っていたけれど

このワークを初回にしたことで
今回のプログラムの意図
「勇気と発見」を
まさに体感したのだ。


体で感じて理解することを
私はとても大事にしている。

アートディレクションも
ブランディングも
「らしさ」を体で感じて欲しいと
思っている。

あ、話が逸れちゃった。
話をプログラムに戻そう。


こうして絵やことばや
匂いや質感や
自分を取り囲むすべてを通して
感覚を研ぎ澄まし
それをただ絵として出す。

よく考えたら
高校時代に絵を描いていた時も
ただ感じたことを表現すると言う形で
絵を描いたことはなかったな。


そんなことに気づいたら
絵を描くこと
表現することが
心から楽しくなってきた。


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