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事実は変えられない

7日インドにある韓国企業LG化学の所有する生産工場の中で、何らかの毒物を保管していたタンクから毒ガスが漏れた。 報道では意図的に詳細を誤魔化している。 スチレンという情報が率先して流されているが、スチレンの性質性状から考えて工場から半径5kmもの広範囲にわたってこれが拡散するとは考えにくい。 スチレンは確か145度で気化する。 どうやってタンクにそれだけの熱量を与えるのか。 わたしは関連の動画を見た。 ツイッターで現地からの報告として山ほどあがっていた。 あれらの動画がヤラセでないのだとするのなら、バタバタと倒れていった人々は、神経阻害物質における昏倒( 死亡にしか見えなかったが) によるものと考える。

皮膚の変色が言うほど見られなかったからだ。 尤も現場で直接に見た訳ではないが。 単純にサリン、つまりフッ化物、フッ化水素だろうなと思った。 サリンはフッ化物系の毒ガスだ。 確かそう、フッ化水素に色々と化合して製造する。

韓国の企業だから報道しないのだと息巻く人々がツイッターなどには多かった。 その通りだ。 しかしもう一つの視点がある。 それは インドで起こった という事。 日本とインドのこれからの戦略的関係を強化しようという流れの中で、当事者が韓国の企業であっても、それに場所を貸していたインドの責任の追及の形に結果としてなってしまうので、日本国内の報道は一気に、つまり7日に毒ガス漏れ事故が発生し、翌日8日に再び再漏洩し、同日8日の正午を回ったら、これらの報道は為されなくなってしまった。

つまり現場は阿鼻叫喚の地獄だという事なのだろう。 誰もが中国の次の消費市場はインドだと見ている。 だから今の時点でインドの上層階層の連中に悪印象を持たれるような行為は避けたい。 それが強く出ている。 わたしは今の相当に不自然な報道管制をそのようにとらえた。

そしてフッ化水素だろうなあと思ったのは、これらは貯蔵が非常に困難であり( なんでも腐食させるから) 、記事においてもツイッターにおいても、周辺の車が腐食してグズグズになっていたとのことから、スチレンではないのだ。 ガラスが溶解しているかの画像でもあればなあとも思ったが。 つまり貯蔵タンクが腐食して亀裂が入ってそこから漏れたのだろうと思う。 バルブではない。 だから止められるわけがない。 タンクがカラになるまで外界にこれらのガスが放散される。 周辺は地獄だろう。 ただ、フッ化水素までいかない、なんらかのフッ化物の可能性はあるが。

いずれにせよ韓国はインドから強い責任の追及を受けることになる。 この世界は明らかに犯罪事案と思われる事柄を行っていながら、そしてそれらを他の大多数の人間がその様に認識、判定できる状態にありながら、それでも自分には何の関係もないとやる連中が多すぎた。 今まではそれでよかった。 逃げきれた。

しかし今の地球という名称の惑星の決算期、清算期、つまり終末という舞台においてはそれは無理だ。

今中国の武漢ウィルスP4研究所からウィルスが漏れた漏れないという事案で、米中が激突している様が、恐らく米国によってこれが演出されている。 わたしはこの動きの当日までは これが主題だと思っていた のだが、翌日にこっそりと英米欧などのメディアから、12-3月の流れで中国が具体的にはどれだけの隠ぺいの動きをしてきたのか、そして世界各国のマスクや医療物資の買い占めを官民挙げて行っていたのかという記事が複数出されるに至っては、本命は恐らくこちらなのだろうなあと思い直した。

この中国が隠ぺいや買い占めの動きの関連報道は、大紀元を含めるアジア側のメディアがいち早く、それこそ1-2月の段階において行っていたものだ。 これらの後追い報道をしている風に見える動きでしかない。 しかし思うのは1-3月の段階において欧米の支配層達は、この中国における本当の真実を間違いなくつかんでいたのだから、あとはどうやって自分の財産をこれらの危険地帯から引き抜いて退避させるのかという事に腐心したはずなのだ。 彼らの資産を逃がすのに1-2か月かかったのだと捉える方がおよそ正しい。

そうして欧米関係者がそれら資本を十分引き抜いた後に、中国処分に対しての本格的な行動を開始した。 この様に見るべきである。 我々は満州国建国から、満州鉄道、リットン調査団、そしてハルノートに至った一連の流れを再び見返さなければならない。 あの時に欧米のメディアがどのように大日本帝国を描写していたのかということを。 彼ら欧米システムの言論の使い方は恐るべきものであり、気づいた時には認識が囲まれて、囲われてしまっている。 逃げられなくなっている。 わたしはそうした技法が今中国に対して仕掛けられているのだろうなという確信を持つ。

ただし中国もこれらの時代の歴史は彼らの水準における科学的手法、学問手法によって解析しているので、彼らは同じ轍は踏まない。 本来ならば。 しかし何だか彼らの持っている過剰な自尊心がそれをどうしても邪魔をするというか、退く時に退いておけば得られる利益も大きいという合理的計算を妨害してしまうのである。

中国という本丸にはしごをかける為に、先ず外側の砦を落とす… わたしはそんなに遠くない将来に、WHOの上級職員たちが誰にどれくらいの賄賂をもらっていたのかという事の公表が、一番効果的なタイミングで投げつけられるのではないかと捉えている。 それは5月に予定されているといわれる全人代の前後ではないか、なのだ。

中国はもう米国など帝国ではなく、完全に自分たちの時代になった… と本当に相当の傲慢の極みにある。 その様にしか見えない動きをとっている。 しかし米国はそこまで弱くないと見るのがわたしの中の判定だ。

西側世界を破壊した彼らが、ではこれから一体、自分たちの造った換金物資を誰に売るのか。 どうやって国家の自転車を回転させていこうというのか。 勇ましいコトバではそれは回らないのである。