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第二アトランティス文明の最後 69

 
時空というのは、生命の記憶や認識が時系列に沿って(そって)積み重なってゆく構造体だ、というのを以前に説明しましたが、早い話、この第二期アトランティス文明でソドムとゴモラというシステムによって、そこに住む人々が、常にこの街の事だけを考える、毎日毎日「 ヤリたいヤリたい」と、考え、思い、それを日々積み上げて行くことで、
 
その時空は、一方的な性的エネルギーを中心として形作られるダムの様な物が出来てしまい( 閉塞空間)、そのダムで本来地球上に流れるべきエネルギーがせき止められ( それをエホバが全て盗んでいる)
 
この障害が、今の現代文明にまで持ち越されているのです。

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  【 二つ目の搾取システム ソドムとゴモラ その弐 】
 
 
365・アトランティスのソドムとゴモラは、エホバがその様に意図した閉塞空間であった。( その様に計画し、設計、実現した)
 
この閉塞空間では( このソドムとゴモラがある時間空間では)、長い間、性的エネルギーを中心とした特殊なエネルギーが解放されずに、ぐるぐると渦巻く時空になっていた。
 
そこでは自然のエネルギーの流れがせき止められ、本来地球の大自然に還流されるべきエネルギーが滞って(とどこおって)しまい、それをエホバが横から全て自分の所に、この貯まったエネルギーが流れてくる様にして盗んでいる。
 
これはとんでもない事で、自然のサイクルと速度を狂わせてしまい、人類はこれらの代償を現代まで持ち越してしまっている。
 
 
しか、JUMU( オーム宇宙管理機構、地球派遣団)は、当時のエホバのこうしたとんでもない行為を容認している。
 
「 性的喜びのエネルギーは、人類の進化の段階を上げる為のエネルギーになる。」
 
と、エホバのプレゼンテーションにすっかりと騙されてしまい、これを特化して行う実験としてやっている。
 
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プレゼンテーション[presentation]
[名]
(1)広告代理店が広告主に対して計画・企画案などを提示・説明すること。
(2)集会などで自分の意見や考えを発表すること。
◆略して「プレゼン」とも。
 
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JUMU( 地球派遣団)内部では、これらのやり方で本当に、人間の進化に結びつけられる( アセンションに近づける)、と真剣に思っていた様で、どれだけエホバに手玉に取られていたのか、騙され易い組織なのか、そして、誰も責任を取らない組織なのか、というのが透けて(すけて)見える。( エホバの信奉者が相当入り込んでいた。)
 
こえらソドムとゴモラでは、際限のない欲望と快楽がループの様になって繰り返している。
 
これはエホバが、これらループ( 輪っか)から、その途中で快楽欲望のエネルギーを6割程吸い取っている為に、完全な満足が得られず、( どれだけ性的行為をしても、快楽を追求しても満足できない。)
 
もっと…もっと欲しい、と、際限のないループになってしまっている。( 次のサイクル「 →周期」の為に、4割だけは残している。)
 
 
又、ソドムとゴモラでは、欲望や快楽だけの(+)のエネルギーだけが製造→搾取されていたのではなくて、(-)のエネルギーも錯綜(さくそう)していた。
 
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さくそう【錯綜】
[名・自サ変]
複雑に入り組むこと。
 
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ソドムとゴモラの中では、まるで毎日ケダモノの様にセックスをしていたのか、といとそんな事は全く無く、お互いの了承、承諾(しょうだく)がない限りそれらは不可能だった。
 
確かに内部の住民達は、一般の人々よりはリベラル、開放的な精神の持ち主では有ったが、そこにおいても理性や礼節はキチンと守られていた。 だからこその性文化というものであったのだが。
 
そうすると、男は女にモテたい、女は男に見初め(みそめ)られたいという、他人に対しての欲望が、嫉妬(しっと)や執着を呼び起こしている。 また、自分の肉体に対して、
 
「 モテる様になりたい。」
「 だから綺麗になりたい。」
「 痩せ(やせ)たい。」
 
などの、肉体と心に対する執着、欲望も渦巻いていた。
 
これらの、どちらのエネルギーも( 他人に対しての欲望、自分の肉と心に対しての欲望)、丸ごとエホバにとってはご馳走にだった。
 
 
しかし、良い事ばかりでも無かった。 限られた空間で、多くの人々が、整然としていたとは言え、乱交に近い状態を続けていた訳だから、性病も一旦(いったん)入り込むと、なかなか根治(こんち)して
いない。
 
性器が溶けてしまう病気や、菌が頭に入って狂ってしまう者も出ている。( 今で言うところの梅毒「ばいどく」や淋病)
 
そういう人達は、速やかに闇から闇へと葬られている。 それでも全体として不満は出ていなかった。疑問を持つ人間は一人も居なかった。
 
このシステムは、アトランティスの最後まで存在していた。 住人は、常にプラスマイナス2000人の幅で存在している。
 
 
  【 第二期アトランティス文明の最後 】
 
 
366・今から2万2600年前、大西洋の海底火山が大規模な噴火を起こしている。
 
その火山脈が、アトランティスに連なって(つらなって)いて、アトランティス大陸の大地が割れ、そこからマグマが噴出し、地割れが次々と拡大している。
 
火山からの噴火ではなく、普通の平地の地面がバリバリと割れたかと思ったら、いきなりそこから火を噴き、マグマを噴出し、それが地割れとして街々に走り、同様に噴火を始めているので、人々は大混乱に陥って(おちいって)いる。
 
アトランティス大陸は、この時の地割れと噴火で半分消滅した。
 
そして、残った半分は、沈下で海に消えている。 そして、大西洋上にアトランティスの面影は消え、後には小さな島々が残っただけになる。
 
この時に、エホバが秘儀の為に洞窟で犠牲者の魂を封印したピンクの宝石が壊れて、そこに閉じ込められていた魂は解放されている。
 
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続いては、第三期アトランティス文明になります。これは、大西洋上ではなくて、インド洋の、少し大きな島々で発展した文明です。
 
そして、これが消滅した後に、我々の現代文明の起点となるメソポタミア文明が開始され、そこで、今までずっと準備をしていた陰始が、その活動を開始するのです。