シェア
m
2016年12月29日 15:57
一日の終りには夜のカーテンがはしるレールが延びていてだれも越えられない波音を浴びるだけでびしょぬれになった海岸までそのレールはのびている耳をふさいでぼくの国道を猫が横切る寂しさを聞いている強調せずにいられないがその猫の仔もおなじ国道を日々横切るそのままの海岸が視界にひらけるときがけっして来なくてもやさしさだけで川が流れた日にはつぎの日まで眠りたい夜がひそんでいるだから別れてしまったた