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#62 【LIXIL(5938)事業推移】住宅設備大手。売上収益1兆4,960億円!

今回はLIXILについて取り上げます。



会社概要

住宅設備大手。キッチン、浴室、トイレ、玄関など、住宅に関わる多数の商品を取り扱っています。

本社は品川区西品川。住宅建材・設備機器の総合メーカーで、2011年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が合併して設立されました。

主な事業はウォーターテクノロジー(6割)とハウジングテクノロジー(4割)の2つに分かれています。具体的には、トイレ、浴室、キッチンなどの水まわり設備と住宅およびビルの内装・外装建材を提供しています。さらに、AIスピーカーやスマートフォンなどのデバイスと建材・住宅設備を結ぶ製品を開発し、IoTを活用したスマートホーム化も推進しています。

業績推移

2023年3月通期の決算によると、当社の売上収益は前期末に比べて5%増の1兆4,960億円となりました。また、過去5年間のCAGRは△3.94%となっています。営業利益率は1.7%です。

コスト構造

同社の売上原価率は、2014年から2023年にかけて概ね減少傾向にあります。2023年には68.7%でした。一方、販管費率は2014年から2024年にかけて増加しています。

財務状況

2023年3月の自己資本比率は33.8%でした。また、有利子負債は6,201億円となっています。


純資産は、2014年の6,017億円で、一時期は減少することもありましたが、2023年には6,277億に達しました。


会社の財務状況を見ていきます。

2023年3月期の総資産は1兆8,535億円で、うち流動資産が7,445億円、固定資産1兆1,090億円となっています。現金は1,087億円、売掛金2,917億円です。

負債は1兆2,258億円で、うち流動負債が6,552億円、固定負債が5,736億円です。

純資産合計6,277億で、そのうち資本金が684億円、資本剰余金が2,218億円、利益剰余金が2,671億円となっています。

キャッシュフロー

営業CFは年ごとに変動があり、最も高いのは2020年の1,577億円で、2023年は最も低く150億円となっています。投資CFは特に2014年には-2,183と大幅なマイナスとなりました。財務CFも年ごとに変動があり、最も高いのは2014年の1,531で、最も低いのは2016年の△1,544です。


最後までご覧いただき大変ありがとうございました。




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