スチーパンク小説:煙都煌々
スチームパンク小説「煙都煌々」
一際大きな歯車の音が響いて、ぐらりと車体が揺れるのを感じた。木製の椅子に深く座り込んで、どうやら眠っていたらしい。午後の乗合ロープーウェイはほどほどの込み具合…