GXへの論点-「合成燃料」
調べものをしていると「合成燃料」という言葉が出てくる。
資源がなく鎖国のような国際関係に立たされた国が、GTLのような技術で先鋭化した例はなくはない。
国際的な非難を浴びたアパルトヘイト政策に舵を切った南アのような国である。
合成燃料がGTLやCTLのことなら、コスト高で費用対効果が悪い。
現在のエネルギー危機の本質への処方箋は、資源の調達先の多様化と、受け入れ体制である。
その好例が米国である。
もはやLNG(液化天然ガス)の輸出国である。
日本に必要なインフラは、例えばLNG受け入れ基地のような施設である。
既存技術を組み合わせるだけの、確証のある技術である。
私は否定的な合成燃料だが、目新しい話があれば項を改めて書く。