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旅行記や体験記などをエンタメの構成でブログに書く方法【テキスト】

あなたは旅行記や体験記を何も考えずに書いていませんか?

「 上手くまとまっているな 」と思ってもらったり、あなたの経験に共感してもらえるような構成術があります。

この記事では、旅行記などにうってつけのエンタメの構成を説明します。

早速ですが、

映画やドラマには、回想シーンというものがあります。

回想は登場人物( おもに主人公 )が思い出した過去です。

昔々、回想シーンはセピア色や白黒に加工したりして表現されていました。

この回想を使った構成を用いることで、ブログ記事の執筆に向いた文章を組み立てることができます。

◇ 映画から解説 

では、回想を使ったよくある戦争ものを例にします。

1:昔、戦争がありました。

2:老人が戦友のお墓の前で手を合わせています。

3:何故お参りにきたのか? その理由を語り始めます。

4:戦地で敵に囲まれて( 略 )戦友が身代わりに撃たれてしまった。

5:だから、老人は今生きて戦友の墓の前で手を合わせているのです。

こんな感じです。

一つずつ説明していきます。

1:前置きです。戦争について語りますよ。ということです。

2:結論です。今、戦争は終わっていてこの老人は生きていますよ。を分からせます。

3:理由です。老人は何故ここにいるのかを語り出し、そのまま回想へとつながります。

4:具体例な説明です。回想シーンを使ってどのような事があったのかを説明します。

5:話が結論に戻ります。そんなことがあったから老人は生きて還ってこられて、戦友のお墓の前で手を合わせています。と、話をまとめます。

この構成にあてはめて、あなたの経験を書いてみましょう。

例えば、あなたが鳥取旅行をしたとします。

1:鳥取に旅行に行ってきました。( 前置き )

2:とても印象に残る旅でした。( 結論 )

3:どうして僕が鳥取に行ったのかというと、砂丘の写真を撮りたかったからです。( 理由 )

4:4月29日 鳥取空港からバスに乗って鳥取駅にむかいました。などなど( 説明 )

5:以上のように貴重な経験ができてとても印象に残る旅でした。( 結論 )

このように回想と同じ構成にします。

◇ 何故、この構成がいいのか? 

あなたのブログを訪問した人の行動を流れで追っていきましょう。

1:先ずは鳥取旅行という文字を見て、興味を持った人が読み始めます。

2:結論を読み、あなたがこの旅行を良かったと評価していることを知ります。このことで読むための気持ちの準備ができます。「 最悪の旅行だった 」でもいいですよ。それならそれで「 何があったのだろう? 」と思って読んでくれます。

3:あなたの動機・目的を知ります。あなたが何をしたくて鳥取に行ったのかを知ることで、その目的に向かって読んでくれます。方向性が分かることで安心して読み進めることができるのです。

4:旅行の説明です。( 一番文章の量が多くなる箇所です )

5:そして、改めてまとめます。

※ 情報発信の記事では1はタイトルだと思って下さい。
この流れにすることによって、2で提示したあなたの結論を、この記事を読んだ人も実感を持って共有することができます。

いきなり書き始めるよりも、このように構成してから書きましょう。
まとまりが有りますし、共感を得やすくなります。

また、この構成は旅行記だけではなく、食リポや、バンジージャンプや、スキューバダイビングなどなど、色々な体験記に使えますよ!

ではでは。

エージロー

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