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阿佐ヶ谷ヤング洋品店Vol.22「 世界の園子温監督「アサヤン」に降臨!!
この男は、実在する!
〇激しいドラムロールと共に・・・
6歳:「なんで服を着て学校に行かなきゃいけないんだろう」と疑問に思い、「実験だ!」と通学路を全裸で登校する。
8歳:祖父が死去。棺桶には花ではなくエロトピアが敷き詰められていた。親戚は「これは燃えるだろうね」と。和やかな雰囲気に初めて「この家はおかしい」と気付く。
17歳:童貞を捨てたいと、上京するも出会った女に「一緒に死にましょう」と持ち掛けられる。
19歳:当時、貧乏で「食べ物がある」という理由だけで「統一教会」に身を寄せる。
27歳:AV男優として出演。内容云々よりもキンタマのでかさが話題に。
31歳:「無意味・無目的・無宗教」を掲げる路上パフォーマンス集団『東京ガガガ』を結成。渋谷のハチ公交差点から新宿アルタ前までジャック、「ここから先は左右なし上下なし東京ガガガ夕刻のガガガ」と書かれた30メートルの横断幕を手に“歩行者地獄”を敢行。
39歳:浅草の自室が全焼、死にかけて集中治療室へ。
・・・
59歳:10月8日『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』監督を務める。
ニコラス・ケイジ主演 ハリウッドデビュー作品!!
これを梶原一騎風に言うならば!!
これは事実談であり・・・
この男は実在する!!
この男の一代記を水道橋博士は、人々につたえたい一念やみがたいので
アメリカのノーベル賞作家ヘミングウェイのいう「困難」に
あえて挑戦するしかない・・・
わたしたちは 真剣かつ冷静に この男「園子温」をみつめ ・・・
そして その価値を皆さんに問いたい ・・・ !!
事実を事実のまま 完全に再現することは
いかにおもしろおかしい 架空の
物語を生みだすよりもはるかに困難である ---
(アーネスト・ヘミングウェイ)
前回のアサヤンは、バラエティーの教祖・テリー伊藤を迎えたが、この男も負けず劣らず、波乱万丈な人生を歩んでいる。
「(行き詰ったら)人生のロールモデルを変えればいいんです。」園子温
映画監督・園子温(59歳)。愛知県豊川市出身。若くしてぴあフィルムフェスティバル(通称、PFF。若手映画監督の登竜門)で入選、グランプリを獲得して、その才能の頭角を現すも不遇の時代は続く。「ホームレス研究はライフワーク」と言うほど、自らも幾度となくホームレス経験を重ねる。そんな中、09年の「愛のむきだし」でその作品が高い評価を受ける。
園子温監督作品の特徴を短くまとめるのは難しいのだが、あえて言うと、観念的には「常に何かを破壊し」「背徳感を滲ませる」ではないか。では映像的には何か?「血の表現が天才的に上手い」ことではないか。(SEXの表現も抜群に上手いが。。。)NHKのプロフェッショナルで庵野秀明監督の特集において、宮崎駿監督は「あいつは宇宙人だ。」「爆発を描かせたら天才的に上手い!」と言ったが、これを園子温監督にも当てはめれば「あいつは宇宙人だ。」「天才的に血の表現が上手い」と私は勝手に解釈している。
他方、北野武監督は言う、「映画はその人が経験したモノしか作れない。」この言葉に照らし合わせれば、「園子温作品の背景には、一体いかなる人生が潜んでいるのか?」ーーー尽き果てぬ好奇心がくすぐられるではないか!!
「園子温?あのエログロの人でしょ?」「生理的に受け付けない!」なんて方もいるかもしれない。もちろん、ご本人の中に万人にウケたい!などという思いは微塵もないだろう。世の中では「異端」「異能」とも称されるのだが、本人の言葉を借りれば「ムンクはノルウェーじゃ、国民的な画家だからね。」と。(ムンクの代表作「叫び」である。)「異端」と簡単に決めつけ、拒否するのは自由だが、一歩踏み出した時の世界の光景が変わる瞬間が異端との付き合い方じゃないかと思っている。そして総合プロデューサーである博士は言う。『園子温監督の著作「非道に生きる」に多大な影響を受けました!』と。私も、、、博士ほどではないが大いなる刺激を受けた。
もし、私が今20代なら、それこそバイブルにしたかもしれない。ちなみに私の世代で言えば、岡本太郎さんの著作「自分の中に毒を持て」に影響は受けた。VillageVangardに必ず、山積みされていた1冊だ。今、令和を生きる若者には「非道に生きる」が力くれるのではと思う。
さあ、今宵のアサヤンは噓のような波乱な人生を歩み、今ハリウッドデビューを果たそうとする男の「今」が見れる貴重な機会なのだ!
黒ぶちメガネ好き、いや百戦錬磨のお三方。
OP曲を受けて、日本では10月8日公開予定の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の予告編を紹介。
その後、園子温監督が芸人デビューの晴れ舞台?となった『ザ・水道橋 in 座・高円寺 vol.1~園子温芸人デビュー~』を紹介。お笑い芸人から映画監督への道を辿ったものならば、ビートたけしさん、松本人志さん、品川祐さん、他多数いるであろうが、映画祭で賞を総なめにする映画監督が「芸人」になることは前代未聞であろう。そのいきさつから、実際の舞台の映像もライブでは紹介。とくとご覧いただきたい。中でも「井手らっきょ」さんを超えようと「朝までたけし軍団」で井手さんが挑戦した土佐犬との絡みのVTRは、とんでもない衝撃映像だったことも付け加えておこう。(園子温監督は本当にやらなくて良かったと思う。)
さらに園子温監督の伝説のエピソードの数々が披露される。個人的に興味深かったのは、園子温監督のPRのサポートも務めるモルモット吉田さんの証言だ。「PRの天才なんですよ。」語れるエピソードに唸る。「いい作品は作って当たり前。いかにして知ってもらうか?」全クリエイターの至上命題にもれなく園子温監督も挑戦する姿には襟を正さなくてはいけないだろう。
「園子温がハリウッドに行ったのではなく、ハリウッドが園子温に来たんです。」モルモット吉田
ちなみに園監督には詩人、画家、ミュージシャンの一面もあり、多才ぶりと最近の多作ブリには舌を巻く。さらに圧倒的な勉強家でもある。結局、何かを破壊しようとする人は、破壊すべき対象を知らなければ、破壊出来ないのだ。それを踏まえた上で、各映画作品の冒頭シーンも見るのも一興だろう。
後半には「ニコラスケイジ」とのエピソードも惜しげもなく披露。ぜひ、配信で確認していただきたい。
アサヤンドリームは生まれるのか?
そして延長戦は、園子温監督による「公開オーディション」であった。これまで女優の吉高由里子さんを始め、満島ひかりさん、安藤サクラさんなど名立たる女優に一皮むかせた手腕は有名である。そんな園子温監督が新たな若手を発掘する!「そうは言っても、所詮は芸能事務所にでも入ってないと無理っしょ。」という方もいるかもしれない。ところが、どっこいである!!次作「エッシャー通りの赤いポスト」では、素人の役者多数起用し、そのままハリウッド作品も出演しているというのだ!!となれば、アサヤンドリームとも言うべき瞬間が生まれるのか?エントリー者はもとより、見ている側の鼻息も荒くなるのだ。
令和の日景忠男
高須SAN「違うオーディションになってんじゃねえかよ」
ジョニー小野「古館風の紹介で行きますよ」
「若手枠、頑張ります」ドルフィンソング三木
まずはTAP所属の若手芸人たちが登場。
ライフサイズ、園子温「それじぇねえんだよ。」と一喝。
ドルフィンソング佐野・長谷川かいま「童貞ラップ」で渾身のPR
元ジュノンボーイで、今TAP「深いワケはいずれ聞こう」・モッキンバード・佐藤
エキストラの帝王・増井さん参戦!
原田専門家「僕もTOKYO TRIBE出てました!」「増井さん、知ってました。」
「今日はちんこの代わりに来ました。」うんここと、佐々木孫悟空。
「若手の席は三木に譲ります!」俺の男気・三又又三も参戦!
オーレフ(カッコ良すぎる漫画家)
博士が街で見つけてきた幼馴染の3人
ニセ子温こと、中込陽大
多才ぶりを発揮。自分で映画音楽も担当する園子温監督
緊急参戦!サプライズで登場!井上咲楽
ワークショップさながらの園子温監督の振る舞いの数々は、これは中々見れないだろう。ここから映画出演を果たすものは生まれるのか?また、機会があれば見たいものだ。さあ、その貴重な瞬間をぜひ、配信でお楽しみください。
次回のアサヤンは、、、「イケメンはつらいよ」とかく、イケメンのやつは人生に得をしてるんじゃないのか?EXITのりんたろーとかつてコンビを組んでいた男・北見の衝撃エピソードが明らかに!
世界の主婦3人と柴犬によるトークショーをやってます。悪いことは言わない。まず、15秒を見て欲しい。そう言えば、Cydonieさんを紹介する手もあったなあ。
いつも素敵な写真をありがとうございます!
写真提供:中山友美 利根川亘
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