【資格試験】気象予報士試験の勉強に使用した本・参考書
はじめまして、もしくはこんにちは。えんせきと申します。
僕は第59回、そして第61回気象予報士試験と2回を受験し、運よく合格することができた人間です(何この自己紹介)。
この記事では、僕が合格した際に使用していた参考書等をご紹介したいと思います。毎度のごとく、僕の独断と主観等が多分に含まれますので、あくまで一意見としてご覧いただけましたら幸いです。
具体的な勉強法について深く触れすぎると煩雑な感じになってしまうと思いますので、今回はサラーっとしたあっさり目の記載に留めたいと思います。
学科試験編
公式サイトの過去問10回分
気象業務支援センターさんの過去問です。当たり前と言えば当たり前ですが、これは本当に必須物品だと思います。最新回の問題が追加されると、最も古い1回分が削除されてしまうので、次回受験する予定のない方でも、とりあえず全部ダウンロードして確保しておくことをオススメします。
ユーキャンの気象予報士 入門テキスト【きほんの「き」】
僕の勉強はこの本から始まりました。
正直、完全な初学者向けとしては若干難しい内容が含まれるものと感じますが、「とりあえず一通り目を通してみる。何を学ぶべきで、どういった概念なのか」に触れるには最適なテキストだと思います。
また、いい意味で全体がサラーっと述べられているので、直前期の全体復習にももってこいだと感じます。
図解・気象学入門
こちらの本は、机に向かわない移動中や休憩中の読み物として最適だと思います。
テキストとはまた違った角度から気象の知識が身につけられるものと思います。
なお、今現在は改訂版が出ているようです。こちらのほうの内容は僕は未チェックです…。
気象予報士かんたん合格テキスト
僕の勉強のベースはこの本でした。実は僕が最初に購入した本はこれでした…w
しかし、なかなか難解でうまく読み進められず…。しかし、先述の2冊を読んだ後にこちらを読むと、比較的スムーズに読み進められるようになったと思います。
もちろん、それでも難解なことや理解が追いつかない時もありましたが、今はいい時代です、ネットやらYouTubeやらで情報補完することができました。
まぁ、それにしても「かんたん合格」はちょっと厳しいかな?とw
「結構骨があるけど、やれれば合格」だと思いますハイー
しかしまぁ、今は絶版なんですね…中古しかないのか…
あと一点、注意として専門知識の分野のアップデート内容が反映されてないという点があります。こればっかりはネット等で情報収集をおこなうほかないのかな、と思っていました。
イラスト図解 よくわかる気象学
↑タイトルには入っていませんが、こっちが一般知識用。
この本は革命的な本だと思いました。今、真っ先に他人に学科試験に関しておすすめするなら、この本一択だと思います。
難しく思える概念や躓きやすい部分が分かっているかのような懇切丁寧な説明、そして何より中島先生の優しい語り口も相まって、スルスル読み進めることができました。
今思えば、まずはこの本を読んでから先述の ユーキャン本 や かんたん合格テキスト を深くやる、というのがベストの方法かもしれないかと思えました。
実技試験編
イラスト図解 よくわかる気象学
実技は、本として勉強用に利用したのはこの一冊だけでした。中島先生は本当に偉大な先生です…いや本当に…。
この本は、実技試験の図表の読み取り方・考え方・計算方法がかなり丁寧に述べられていて、問題の解答上で注意すべきことや陥りやすいミスも豊富に書かれています。まずこの本を通読し、先述の過去問を回し、解けなかったところ、理解できなかったところをこの本でチェック。これが僕の思う実技試験合格への最も近道だと信じています。
気象庁「予報用語」のページ
そして、個人的にもう1つ、実技試験に必須と思うのがこちらのサイトです。
気象用語に関する言い回しがまとめられた、いわば「公式まとめ用語集」という位置付けと思います。
実技試験はなるべくこの用語集にある文言・言い回しを使うように心がけていました。ザラーっと見るだけでも「そんな言い回しあるのかw」という感じになれて、ふつーに読み物としても面白かったですw
ということで
人それぞれ感じ方はあるものと感じますが、僕個人としては中島先生本がとっても肌に合いました。
学科試験は中島先生本をベースに、他テキストを読み進めていく。
実技試験は中島先生本を軸に。
が今合格してみて思う僕の結論かな、と思います。
最後までお読みくださりありがとうございました!