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小学一年の時に聞いた正方形のマグネットが、私の偏執のいちばん古い記憶だったように思う。 七歳だった私のてのひらには収まりきらないサイズで、5センチくらいの厚みで、半分から白と黄色(半熟たまごくらいの色だ)に分かれていて、角は取れていてた。それはいわゆる教師用の「さんすうセット」のひとつとして担任の先生の机に置かれていた(授業の時は小さなマグネットと一緒に並べられていた)。 そしてここまでは正直そんなに重要ではなくて、つまりここからが大事なのだが、私が言いたいのは、そのマグ