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①「本と、珈琲と、ときどきバイク」に向けて②「Go to Togo」を読んで

#本と珈琲とときどきバイク #バイクと出逢うための本屋 #バイク乗りと繋がりたい #バイクと一般人とを繋げたい #GotoTogo #火蜂書房

①「本と、珈琲と、ときどきバイク」に向けて

朝起きて本を読む、朝起きて珈琲を飲む、朝からバイクに乗る、出先で本を読む、出先で珈琲を飲む、またバイクに乗る、帰って本を読む、帰って珈琲を飲む、夢でバイクに乗る、翌日も朝起きて本を読み珈琲も飲むけれど、雨だからバイクには乗らないでおこう、、、

そんな普通だけど豊かな日常素敵だな〜と思いつつ、感受性が高まり、妄想が膨らみ、色彩が豊かになる、バイクの魅力に繋がるような日常を演出できる世界観を、「本と、珈琲と、ときどきバイク」という自分の本屋にて描けたらと思っています。前回の投稿にて、この本屋開業に賭ける想いを語っていますので、ご覧頂ければと思います。

オープンまでの道のりを少しずつレポートしながら、読んだ本の感想なんかを散文ながらつれづれなるままに綴ろうかと思ってます。普段はツイッターばかりだったので、今後長文の場合はnoteも併用しながらアップしていく予定です。どうぞよろしく。ツイッターアカウントは@ENRICH_BY_MOTOです。

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②「Go to Togo」を読んで

一発目の本の感想として選んだのは「Go to Togo」です。
著者の人と成りが滲み出ていて、まさに著者の生き様が描かれた本です。所々私の心をグッと捉えるものがありました。
著者自身が、子供時代から何と出逢い、何を感じ、どう動いて何を選び取ったのかが語られた本です。たまたま著者は、京都とトーゴというアフリカの一国とを繋ぐ仕事を選択するわけですが、その足跡はとてもキレイじゃない。でもめちゃめちゃカッコいい。まさに誰もやってないことを「想いをかたちに」とはこのことなんだろうと思いました。読みながら、私自身に足りないモノがふっと露呈して、自分の未熟さを思い知るのです。とても真似はできないけれど、非常に学ぶべきことの多い本でした。本のギミックとして日本編とトーゴ編とで本を逆さまにして読むという趣向も異国感があって面白いですね。

これを読んだ時、トーゴという国でつくられているバティックと呼ばれる伝統的なろうけつ染めの布地が出てきます。そのくだりで私のイメージは東南アジアへと想いを馳せることになりました。なぜならそう、バティックといえばインドネシア、マレーシアが主とする特産品です。まさかトーゴでも特産品になっているとは驚きました。私は前職、インドネシアに行くことが多かったので、トーゴとは異なるにしてもどこか懐かしい気持ちになりました。そしてインドネシアといえば、バイク大国でございます!トーゴでもバイクタクシー等バイクを日常で多く見かけることがあるようですが、インドネシアは必ずといっていいほど、視界にバイクが100台ほど入ってきます。皆さんもどこがで見たことがあるのではないでしょうか。大通りに画面いっぱいのバイクの渋滞を。ちなみにインドネシアでの2020年バイクの年間販売台数は366万台だそう。コロナ禍で前年比4割ほど減にもかかわらず、すごい数字だと思います。
そんな遠い国のバイクに想いを馳せるという脱線をしながら、トーゴの風景をイメージしつつ読了させていただきました。本書の中ではほとんどバイクは出てきませんが、自分が信じる価値に向かって正直に生きることの魅力と、バイクへのイメージが膨らむ一冊として、ここに感想をアップさせて頂きました。なにせ発見が多い本なので、皆さんにもオススメですっ!
私もバイクへの想いをかたちにするべく邁進しようと背中を押され、奮起した次第でございます。

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