パチンコに負ける方法

僕は、15年くらいパチンコで負けている。時に遊びで12万円溶かしたり、酷い負け方をする。

その前の、10年は、年間を通じて1万円勝を含め、年単位では勝ち越していた。
勝っていた期間、僕は、定職についていなかった。アルバイトをし、副収入を得る目的で、まじめにスロットならAタイプの設定判別をし、パチンコなら回る台をできるだけ長時間打つ方法でなんとか結果を出せていた。

仕事をしだして、しばらくは、独身だったので、お金と時間があった。だから、副業感覚で勝つためにパチンコやスロットを打っていた。

家庭を持つようになって、時間が無くなった。あと、軍資金も減った。でも僕はパチンコを打つ理由があった。自分の買った台を打つ。本当にいい台か?知っておきたかったからだ。
当然、有り金全部をぶち込む立ち回りでは、勝てません。

今は、完全に趣味打ちをしている。
しかし、負けると悔しい。

ところで、勤務先がパチンコ業界なので、僕の給料は、年々下がってしまっている。スマート遊技機に大いに期待しているけれども、お客様が減ってしまっている。

少ない給料を運に任せて増やせればいいが、適当に打って勝てるほどパチンコもスロットも甘くない。

運勝負で長い目で勝つことは無理だ。

そんな自分への戒めのために、これから負け方をいくつか紹介していく。

1)好きな台を打つ
好きな演出を見たくて、打つ時は、たいてい負ける。
2)財布に10万円以上入っていないときに打つ
自由になるお金がそんなにないときに、増やそうと思って打つと、出血が止まらない大惨事が起きる。
3)時間がないときに打つ
閉店間際とか大事な待ち合わせの前などに打つと、当たっても取り切れない。

専業でない僕のような素人が、負けにくい立ち回りをすることは難しい。限られた予算、時間ではなかなか結果が伴わないからだ。

つまらないけれども、負けにくい立ち回りで一番最強なのは、むやみやたらと打たないことだ。
ばくちでいう見。様子見をして、確信が持てない台は、打たない。
ハイエナできる天井までのゲーム数が進んでいない台を打たないとか、3000円打ってみて、ボーダーを下回る台を打たないとか。
どのお店にも、いい台があるはず。しかし、いい台に座れないときは、別の店に行って、新たにいい台を探す。
どうしてもいい台が見つからなかったら、あきらめてうちに帰って寝る。

こういうことを意志の強さでできる人は、心が強い人だ。

心の弱い僕の正月3が日の立ちまわりを紹介して、〆ます。

ここから先は

1,224字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?