#my story -vol.3-最年少支店長への道
POLAで働き初めてから3年が経ち、
少しずつ自分のお客様が増え、
順調ともいえる日々でした。
ここでは、
そんな私がより高いところを目指し
それを達成するまでの道のりについて
書こうと思います。
my story1で書いた通り
私の初めての挫折と言えるものは、
高校3年の受験校を全落ちした
ということでした。
家族は落ち込む私に気を遣い、
腫れ物を触るかのような気まずい空気のなか
今は亡き祖父からもらった1枚の紙。
半紙に筆で、「美希、がんばれ」
と書いてありました。
気持ちを奮い立たせ、
最後の受験に向け猛勉強ができたのは
祖父のこのシンプルな励ましが
あったからだと思います。
祖父は家業を営んでおり、
今から思うと
いつもお客様との信頼関係をしっかり築いている祖父を身近で見て、
「商売」っていいな
と無意識に感じていたのかもしれません。
いずれにしても、
人生で初めての挫折は祖父を含めた周りの人と、
自分の最後まであきらめない気持ちのおかげで、
なんとか乗り越えることができました。
そんな祖父からの言葉でもう1つ。
「人の上に立つということは簡単なことではない」
ではどうすればいいとかの方法は
教えてくれませんでしたが、
このあと、
私はこの言葉を身を持って知ることになります。
順調にお客様を増やしていた私は、
「自分のお店を出したい」と
強く思うようになりました。
もちろん不安や心配はありましたが、
挑戦したい気持ちの方が強く、
さらには
「お店を出すからには、まずは一番になりたい!」と無謀とも思える目標を立てました。
仕事が順調に進んでいたので
それが自信にもなっていました。
その時私は24歳
スタッフも0人のままとにかくスタート
必死に路上でスカウトし(今なら通報されるかも?笑)
なんとかスタッフも集めることができ、その皆に支えられ、25歳の時に、全国1位になることができました。
そして更に自信がついて次の目標は、
「最年少で、支店長になりたい!」
この目標は25歳の私にとって
とてつもなく高い壁でした。
それでもひたすらがむしゃらに仕事をしました。365日ほぼフル回転、目標にまっしぐらでした。
日本各地駆けずり回り、「仕事をください」
と頭を下げた回数も数知れず。
睡眠時間は1日3時間なんていう日もザラでした。
この時の経験で
私はPOLAの仕事についてより深く学び、
たくさんのノウハウも得ることができました。
自分がどこまでできるか、
などという生半可な気持ちでの挑戦ではなく、
絶対支店長になってやる!
こんな気持ちで走り抜けた結果、
27歳の時に
数百名のお客様がきてくださる支店となりました。
こんな風に大きな目標をクリアしたときに、
祖父のあの言葉、
「人の上に立つということは簡単なことではない」という意味を思い知ることになります。
そうです。
私に降りかかってきたのは人生で2度目の
大きな挫折です。
この続きはmy story 最終章へ続きます
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?