Quest3が正式発表!VRアートを描く視点からの価値は?
こんにちは、えんぴちです。
昨日は、完全休日にしてゆっくり休みました。
今週も週末に向けて、映像チェックが多くなりそうです。毎回思いますが、映像チェックはどうしても時間のかかる作業です。作品の面白さに大変助けられています。
その一方で、VRアート関連も進めたいと思っています。
さて、本題です。
Quest3が正式発表
(数日前ですが)VR関連で大きなニュースが入ってきましたね。
MetaQuest3が正式発表されました!!!!
【現在わかっている情報】
(参考:「Meta Quest 3」がついに正式発表。128GB・74,800円で今秋発売へ)
①Quest2と比べて、本体の40%スリム化
②2倍以上のグラフィックス性能
③VR・MRデバイス初、外向きの高解像度カメラ搭載
(2つの4メガピクセルのRGBカラーカメラ、プレイエリアをより正確に表現する深度センサー、高画素パススルー
④「Meta Quest 3」の「Touch Plusコントローラー」は、人間工学に基づき、より簡素化された形状へとデザイン刷新
⑤「Meta Quest Touch Proコントローラー」を使用可能
⑥自身の手だけでバーチャルオブジェクトを操作できるダイレクトタッチ
⑦「Meta Quest 3」は、500以上のVRゲームやアプリからなる「Meta Quest 2」のコンテンツカタログと後方互換性
詳細は、9月27日に開催される開発者向け年次カンファレンス「Meta Connect」にて発表予定。
VRアートを描くならQuest3はどう?
ここからは、VRアートを描くならという視点で考えていきます。
特に気になった部分を書きますね。
■本体の40%スリム化
シンプルに嬉しいです!!!VRアートを描く際の長時間の描画はどうしても首や肩に大きな負担がかかります。少しでも負担が少なくなれば有難いです。スリム化ということは軽量化も進んでいるでしょうから、そのあたりも気になります。装着感にも直結しますね。
■2倍以上のグラフィック性能
グラフィックも向上しているようですが、長時間利用の場合、目への刺激が上がっているのか注目したいです。映像が美麗になった分、目への刺激が上がり、結果的に長時間被っていられなくなるのは避けたいところ。さすがにそこまで強い刺激は無いよう調整されていると思いますが…。
■「Touch Plusコントローラー」のデザイン刷新
コントローラーのトリガー部分の手応えも描くには重要です。
私の体感ですが、QuestはVIVEと比べてトリガーが少し固いのです。細かい描画部分にはより慣れが必要だろうと感じています。Quest3のコントローラーはどうなっているか気になりますね。
■上記とは異なる軸も…
上記とは全く異なる軸なのですが、新しいHMDでテンション上げて描きたい!!!というのも、十分選ぶ理由にはなり得ます。やはり新しいものはテンション上がりますからね。それなりに高い買い物ですが、その分続きそうなのであれば、お財布と相談の後の選択も有りだと思います。
また、いずれ買い変えるなら今のうちに、という考えもあると思います。体感ですが、4年前後でHMDはガラっと様子が変わります。そして悲しいかな、旧機種ではプレイが難しくなる、負担になるタイミングがいずれはやってきます。後悔の無い、少ない選択をしたいものですね。
その他のMetaHMDの動き
■MetaQuest2が値下げとアップデート
MetaQuest2の値下げとアップデートによるパフォーマンス向上が実施されます。値下げのみならず、パフォーマンス向上もあるとは、結構太っ腹な印象です。
■MetaQuest1のサポート終了
新HMDの発表や従来機での値下げやアップデートなどの賑わいの中で、MetaQuest1のサポートが終了することが発表されています。
こうしてVR機器も次世代へと移り変わっていくのですね。
先の通り、コンテンツ更新が受けられなくなるということ。
メタバース機能としては、インストール済みのゲームやアプリは利用可能ですが、今年3月5日以降はパーティを組んだり参加したりはできなくなります。
Quest1のままVRゲームをしていくのは、今後は徐々に苦しくなっていくことでしょう。私もQuest1は今も持っていますが、時代の流れとして仕方ないとはいえ、初めて手にしたスタンドアローン型HMDですので寂しいものがありますね。
現段階でのQuest3は、VRアートを描く分には十分過ぎるのでは?
※この感想はあくまで現段階でのものです。
VRアートを描くために選ぶHMDとしては、Quest3は十分過ぎるくらいに思えます。むしろ機能的にはVRアートのみで使うには持て余してしまう位ですので、他のVRゲームや後述するMRでも利用する想定であれば候補に入ってくると思います。
VRアートのみで他のゲームはそこまで、という方であれば、Quest2のアップデートで十分だと思います。大きな作品を描きたいのであれば、ゲーミングPCの併用も検討しましょう。
また、VRアートはさておき、初めてVR機器を手にするのであれば、強い理由が無ければQuest2のアップデートによるパフォーマンス向上でも事足りるかな、と思います。Meta側も引き続き、Quest2を“最も手頃なエントリーデバイス”と位置付けています。
強い理由としては例えば、MRも使いたいかは大きなところかと。詳細はまだ不明ですが、Quest3はMRにも対応予定です。MRも想定しているならQuest3はとても魅力的なHMDだと思います。
どのレベルのMRが体験できるのか、他にも隠し玉を忍ばせているのか…どちらにせよ9月27日の「Meta Connect」が待ち遠しいですね。
続報にも注目してまいりましょう。
今日はここまで。
読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。
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