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ダフトパンクの想ひ出

月並みだけど、解散、とのことで少しだけの愛を。
2001年の春だったと思う。僕の青春(第二次)の全てであったピチカート・ファイブがその活動に終止符を打つことが(マニアにとってはなんとなく感じていたけどそのアナウンスは唐突に)表明されて、
渋谷のO-nestでライブというよりもDJイベント的に最終公演が行われた。
ゲストこそ多彩でマニア的には嬉しかったけど、演出としては過去のライブに比べると寄せ集め感もあって…、
いや、多くのロックバンドの終焉をなぞったようで、
それはそれで本命の形だったのかも(20年後に初めて文章にしましたわ)。

あ、いや、本題に。
このイベントで最も印象に残ったのはL'APPREIL-PHOTOの梶野彰一さんのDJプレイだったのだ。本気で。
もっと具体的に言うとダフトパンクのOne More Timeで、更にDigital Loveのブレイクを身体全体でアクションしていた姿に(笑)。

オールした渋谷の土曜の朝の道玄坂。この曲をゲットしなきゃ。HMVが開店するのは何時だっけ。Towerだったら早く開くのか、なんてドキドキしながら走った渋谷の朝日はめちゃ輝いていた。
ピチカートが無くなってしまう不安は、あの朝だけだったのかもしれないけどこの不思議なフランスの人達が一瞬だけでも完全に忘れさせてくれたんだ。本気で。
https://music.apple.com/jp/album/digital-love/697194953?i=697195633

#daftpunk #digitallove #pizzicatofive #音楽コラム

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