出資馬近況(8月3週)

アンテロース

8月19日(土)札幌9レース・千歳特別(3歳以上1勝クラス・芝1500m)に、武豊騎手55kgで出走、3番人気で馬体重は前走からプラス4kgの448kgでした。レースではスタートをきっちり決めて先行争いに加わっていきました。1コーナーを回って控えるように中団やや前目の7番手を追走。ロスなく終始最内を回って勝負どころを迎えました。逃げ馬を見ながらコーナーワークで徐々に進出を開始しましたが、直線入口のさぁここからというところでは、本馬の反応は今一つで、伸び脚もひと息。余力なく後退してしまい、勝ち馬から0.8秒差の8着でレースを終えています。

「雨の影響はありましたね。京都とかの綺麗な馬場の方が合いそうです。距離はこのくらいがいいと思います」(武豊騎手)、

「すいませんでした。状態は良かったのですが、雨が結構降ったので、見た目以上に荒れていて影響がありました。向こう正面あたりまでは良かったと思うのですが…。馬の状態を見てから来週には一度栗東へ戻します」(岡田稲男調教師)

フルオブプレイズ

13日(日)に坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、52.2-37.8-24.6-12.2を一杯に追われ、16日(水)にも坂路コースで4ハロン53.9-38.8-25.3-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「台風と大雨の影響から、今週はあまり満足な稽古が出来ないと判断し、日曜日に強めの追い切りを消化しています。相変わらず前向きな姿勢で鋭く反応できており、動きに関して特に気になるところはありません。しっかり力を出せる状態に仕上げられたと思います。ただ、今週は節が足らずに除外。ダ1000m戦は毎週一鞍ずつしか組まれていないため、なかなか見通しも立てづらい状況ですが、もうワンチャンスはありそうですからね。なんとかそこでモノにできるよう状態維持に努めます」(小林真也調教師)

去年の8月4週の未勝利が新潟の1週目に使った馬が出てたので、来週のレースになんとか割り込めないかどうかって様相ですよね。最終週だと権利持ちでほとんど埋まって6月以来の馬がようやくゲートインできたって感じだったのでゲートインだけでも運任せって感じですよな。

ダンスベルレーヌ

16日(水)に札幌競馬場のダートコースで5ハロン77.5-61.7-45.9-14.0を単走で馬ナリに追い切りました。「前走後は札幌競馬場に滞在させていますが、思いのほか体の戻りが遅く、シルエットもまだ細く映ります。この馬なりに飼い葉は食べれているものの、なかなか身になってきません。体だけでなく、顔付きや精神面にも幼さを残している現状ですし、典型的な晩成タイプのように思えます。未勝利の出馬状況も混み合っていて、この感じだと芝はもう使えそうになく、来週どこかダ1700m戦に入るかどうかではないでしょうか。自分の見立てでは、この馬がダートを走れるイメージは想像しがたい。であれば、どこでもいいので無理な番組へ突っ込むといったスタイルではなく、この後の阪神または新潟開催まで見据えていくのが、この馬の将来を考えればベターのように思えます。格上でも芝の長いところならという可能性は秘めていますし、例年の傾向からその時期は1勝クラスでもフルゲート割れする番組が出てきますからね。ひとまず来週の想定段階まではこのまま様子を見ながら、今後の方針を決めていくことにしましょう」(昆貢調教師)

昆先生は未勝利戦ある期間を過ぎても面倒を見てくれるニュアンスですね。ローカルのほうが条件合う番組ありますし、あとはクラブが未勝利馬を中央においてくれるかどうか。地方に出したら戻ってこれない気がするんですよ。

ベルイストワール

現在は坂路2本を18秒ペース(週1~2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。以前は頭の位置がやや高い走りに映りましたが、ここ最近はクビを沈めて前々へ推進するフォームに変わってきました。それに一度ジョッキーに乗られたこともあってか、気持ちの面ではいい意味でピリッとしたところが出てきたようです。この後もコンスタントに15-15を乗り込み、さらなる良化を促していきます。

まだ小野町移動までは時間がかかりそうな感じですね。

キングオリヴァー

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「ノーザンファームYearlingからこちらへ来て1年が経ちますが、精神面に関しては成長を感じるものの、馬体面はそれほど大きくなっていません。決して飼い葉食いが悪い訳ではないですし、張りや艶も夏場にかけて良くなってきましたから、健康状態は問題ないですね。この中間も坂路と周回コースでしっかりと動かせているものの、ハロン14秒を切るくらいですと手応えがやや鈍りますので、もう少しベース強化を図っていきます。馬体重は434kgです」

アルレジャン

在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週3回坂路コースにて15-15ペースを切るくらいで動かしているのですが、自分からスッと動けるタイプではないものの、息遣いはある程度整った印象です。もう少し絞れてくれば走りの質は良い方へ変わってきそうですし、その辺りはこれからノーザンファームしがらきにて仕上げてもらいたいと思います。なお、明日こちらを出発する予定となっています。馬体重は504kgです」
20日(日)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、21日(月)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。

シャクンタラーの22

在厩場所:白老ファームYearling
白老ファームYearling担当者「夜間放牧と並行して、シャワーでの体洗いや装鞍といった初期馴致を行っています。中サイズの均整の取れた馬体で、冬季の寒さが厳しい中でも肌艶の良さが目立っていました。放牧地で見せる動きは鋭く、素早い身のこなしには体幹の強さや運動神経の高さが感じられます。素直で指示に対する反応も良く、心身共に実に健康的に成長しています。引き続き育成厩舎への移動に向けてしっかりと準備していきます」馬体重434kg

ソーディヴァインの22

在厩場所:ノーザンファーム空港
Yearling担当者「こちらでは18時間に及ぶ夜間放牧を継続していました。また、初期馴致の方も洗い馴致は滞りなく終了し、鞍付け馴致へとスムーズに移行することが出来ていましたね。放牧地では、力強いフットワークで駆け回っていて、疲れを見せることもなく、元気いっぱいの様子でした。その走りに見合った筋肉質な馬体の持ち主で、特に肩周りや臀部の筋肉は春先になり、更に張りが増しました。育成厩舎から声が掛かったことから、7月31日にノーザンファーム空港へ移動しています」馬体重494kg

書いてる途中でコロナに感染したのでかきかけを備忘録としておいておきます。

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