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想いを伝える

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インタビューを通じて、生産者、作り手、スタッフの想いを伝えるコンテンツをお届けします。
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【社長インタビュー】アジアでナンバーワン、そしてオンリーワンのワイン商に―後編―

エノテカはワインの買い付けからショップ販売、通信販売、卸売り、そして国際事業まで展開しているワイン商です。   前編では国際事業についてお届けしましたが、ここでは国内事業の発展についてお伝えします。   2020年以降、新型コロナウイルスやその他の取り巻く環境の変化で様々な困難もありましたが、今後の国内事業はどのように成長していくのでしょうか。   社長の堀慎二に話を訊きました。 人生が一変―2020年以降、新型コロナウイルスの影響により様々な影響があったかと思います。働き

【社長インタビュー】アジアでナンバーワン、そしてオンリーワンのワイン商に―前編―

エノテカは国内に60店舗のワインショップを展開しているため、皆さんの目には“ワインショップ”として写っているかもしれません。   ショップでワインをお客様に販売するだけではなく、エノテカはワインの買い付けから通信販売、卸売り、そして国際事業まで展開しているワイン商です。   現在、エノテカの代表取締役社長を務める堀慎二は、長年エノテカの国際事業部を舵取り、発展に尽力してきました。   しかし入社当時の経営は赤字。とてもうまくいっているとは言えなかった国際事業をどのように先導し

大切なワインの熟成のサポートを!お客様が安心する環境を目指して

エイジング・ワインセラー 倉庫責任者:相馬克則 生まれ年や結婚した年、入社した年など自分にとって特別なヴィンテージのワインをいつか飲むために、じっくりと寝かせてその時を待つ……。数年後や数十年後どんな味わいに変貌するのか分からないドキドキが、なんだかロマンティックですよね。   しかし、ワインの熟成には温度や湿度などワインに適した環境が必要。ワインセラーは高価なので、一般家庭で最適な環境を用意することはなかなか難しいかもしれません。   そこでエノテカでは、安心してワインを

ワインを愛するすべての人へ!ワインの楽しさを広げるフリーマガジン

エノテカタイムス編集部:籾山香奈子、中村有花 「ワインって楽しい!」そう思う瞬間は人それぞれあるかと思います。あなたはどんな瞬間に思いましたか?   「エノテカタイムス」はエノテカが隔月発行するワインライフマガジンです。ワインの楽しさに触れる瞬間を作るため奮闘する二人の編集部員に話を訊きました。   ワインライフマガジン「エノテカタイムス」にはどんな想いが込められているのか。 ワインは楽しいもの―エノテカタイムスがどんなものか簡単に説明をお願いします。   籾山:エノテカ

【スタッフ愛飲】飲むたびに泡のきめ細やかさに驚く!稀少な赤スパークリングワイン

エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。 今回は東京駅グランスタ丸の内店で副店長を務める西川さんに「マニフェスト ブルゴーニュ・ムスー」について語ってもらいました。 昨年のリニューアルを経て、見た目も味わいもさらにレベルアップした赤スパークリングワイン。赤ワインでもスパークリングワインでもないその魅力を教えてもらいました。 キレのある辛口の赤泡に驚き! - 今回紹介いただくワインとの出会いを教えてください。 初めて飲んだのは

【スタッフ愛飲】ワインの奥深さを実感した!味わいが変化するイタリアのシラー

エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。 今回は吉祥寺店、アトレ吉祥寺店の統括店長を務める辻さんに「アケーロ」について語ってもらいました。 初めて飲んだ時の印象が数日後に一変し、“愛飲ワイン”になったと語った辻さん。味わいの変化について訊きました。 イタリアのシラーって? - 今回紹介していただくワインを初めて飲んだのはいつですか? 恥ずかしながら、初めて飲んだのは昨年(2020年)ですね。もともとシラーが好きなんですが、そ

【スタッフ愛飲】あの時の味わいが蘇る!不思議な縁を感じる南ローヌの赤ワイン

エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。 今回は東京駅グランスタ丸の内店で店長を務める高橋さんに「ラストー・ルージュ ラ・ポンス」について語ってもらいました。 前職時代、ワインに興味を持つきっかけを与えた1本のワイン。そんな思い出のワインによく似た味わいの1本に、いくつもの偶然が重なり出会ったと言います。 ワインの世界に飛び込むきっかけ - 前職はホテルで働いていたそうですが、どんなお仕事をされていたんですか? 20代前半の

バローロのイメージを塗り替える、エルヴィオ・コーニョの魅力!

「王のワインにして、ワインの王」として知られるバローロ。その生産エリアはピエモンテ州・ランゲ地方にある11の村々で構成されており、一言にバローロといっても各村によって知名度や個性は様々です。 今回はノヴェッロというバローロの中でもマイナーな村にありながら、現在、イタリアのシンデレラワインとして注目を集めているエルヴィオ・コーニョ(以下コーニョ)について石田バイヤーに語ってもらいました。 バローロのイメージを塗り替えた生産者 【プロフィール】石田敦子 2002年エノテカ新

チーズのプロに聞いた!旬の味覚「モン・ドール」の美味しい食べ方

「旬」とは、魚介や野菜などがよくとれて味の最も良い時期のこと。 もともとは10日間を意味する漢字でしたが、そこから転じて、1番良い時期という意味合いを帯びたそうです。日本には旬を楽しむ文化が根付いており、私たちは旬の味覚にポジティブなイメージを抱きます。 旬の味覚というと、ワインの世界ではボジョレー・ヌーヴォーがイメージされますが、ワインのお供であるチーズにも「モン・ドール」というチーズがあることをご存じでしょうか? 今回はチーズ専門店フェルミエ愛宕店の店長又平さんに、