11/3 せんぱく工舎「とりかじ祭」を終えて
晴天に恵まれた秋空の下
せんぱく工舎の「とりかじ祭」がはじまりました。
午前はまばらだったお客さんも
昼にはあちこちで笑いあうお客さんの姿が見えました。
ハンモックのブランコに揺られる子供たち。
似顔絵を描いてもらっているご婦人。
DJの鳴らす曲にまぶたを閉じて聞き入るおじさまたち。
ランチを楽しむお母さんとこども。
芝生での賑わいをよそに
せんぱくBookbaseではひそかに
「松戸在住の作家 八木沢里志選書フェア」
を開催していました。
せんぱく工舎にたびたび顔を見せてくださっている
作家の八木沢里志さん。
以前からフェアをやりたいですね、と話していたのですが
やるならイベント当日がいいな、と思っていて、なんとかイベント前日に間に合ったこともあり無事開催の運びとなりました。
(不在時に受け取ってくださった星子さんに感謝です^^)
八木沢さんも駆けつけてくださって
サインを書いていただきました。
「サイン書いちゃうと返品できないんですよ、大丈夫ですか」
と聞かれましたが
うちは全て買い切りなので大丈夫ですよ、とお伝えしました。
手渡したい本しか販売しない本屋なんです。
でも、委託でも問題なかったようです。
閉店迎えるまでに八木沢さんの本は完売。
そう、告知する前に完売してしまったので
「ひそかに」開催する形になってしまったのでした。
手に取られたお客さんの理由はさまざま。
静岡まで鈍行で行くんです、とか
今度四国に行くから、とか
まだこれ読んでなかったからさ、とか
じゃ続編を先に読むわ、とか…
いずれの場合も
八木沢さんとお客さんの会話があって
私はその光景を見れたことが
ものすごく嬉しかった。
また、すぐ、仕入れなくっちゃ。
八木沢さんを見送ったと思ったら
あっという間に陽は落ちて
あたりはまっくら。お昼の熱気はどこへやら。
走り回る子供を追いかけ、慌てて上着を着せました。
お客さんもあと数名となり
手の空いた人から片付けが始まります。
皆んな無事終わって
疲れたね、やりきったね、なんて話をしながら
次はどうするか、あれやりたいこれやろう、なんて話が風船みたいにふわふわ浮かぶ。
せんぱく工舎の秋は、ますます濃く深くなっていきそうです。
今日の本屋家族
長女が描いてくれました
サポートしてくれたあなたに、幸あれ!