「こども好き」な人がすることなの?

わたしが「家族と暮らすシェアハウス」にいたはじめの頃
こどもがうちだけで3人、1才前後2人、3歳未満ひとり、小学生2人、という状態だった。

入居時ここには
こどもが好きな人がいっぱいいて、みんななんだかんだ相手してくれている。
と聞いていた。

入居見学の時
「この人もこども好きなんだよー」
なんて教えてもらった人もいた。

だからといって
もちろん、常に相手してもらえるとは思ってない。

子供の相手や、危険から守るのは親の責務だし、
基本的に子供だけを置いて好きなことをするつもりはない。

それでも、洗濯物を干すときとか、料理しているときとか
どうしてもその場を離れられずに子供たちが散り散りに行くことはある。

この日も、そんな状況だった。

料理をしているときに、子供達をみることができなくて
こどもたちは共有リビングで遊んでいた。

共有リビングとキッチンはつながっているので
共有リビングで遊んでいる様子が伝わってくる。

わたしは、料理を作りながら、子供たちの声を耳で拾い、
ときどき目でも確認していたけれど
そのうち、その「自称こども好き」とここの代表が
相手をしていた。

・・・・・・と思ったら、安心したのもつかのま
彼らはこどもたちをキッズルームに連れて行って、子供たちだけをキッズルームに残して扉を閉めてしまった。

…なんでそんなことするんだろう。
こどもと遊んで、とは言わない。
でも、4歳と2歳のこどもだけをキッズルームに追いやるのと
自ら望んではいるのとはちがう。

それに、キッズルームに行ってしまったら
そこでなにが起きるか、親にわからないじゃないか。

代表には3歳未満の子供もいるのに、それがわからないのか。

呆気に取られたのと同時に
ここには頼れる人がいないことを思い知った。

そして、頼れる人がいない場所で暮らすには
ここはこどもには広すぎることも、知った。

…後日談になるが
18時~20時の時間帯にこどもを静かにさせるためにはどうすればいいか。

というなんとも大人の自分勝手な会議を開かれたことがあった。
わたしは終始「こどもを静かに『させる』ことはできない」
「共有リビングはみんなのリビングだからこどもにとってもリビングだ」
「その時間帯は料理をしたり片付けしたり、親が目を離すこともある」
「幼児にとっては泣きぐずりの時間である」
ことを徹底して伝えたけれど、最後まで理解を得ることはなかった。

その会議ではなにも決まり事として決まることはなかったけれど
その後もこの件についてメールで理解を得るよう運営に問い合わせたけれど
効果はなかった。

私「→夕方18時以降は昼寝しそびれた子供が
甘え泣きなどぐずりやすい時間帯です。
泣くことは発達上仕方ないことですが、
抱き締めてほしい
だれかに甘えたい、という泣き声についても
静かにするよう注意しなければならないのですか。
泣き声は許されるのでしょうか。」
——————
<回答>
こどもが泣いてぐずる時は、抱きしめてあげたら良いのではないでしょうか。
私たちがお伝えしているのは、あくまで「走り回りによる興奮時の声の大きさ」です。

抱きしめることができない状況での問ということすら理解してもらえなかった。

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