家族と暮らすシェアハウスでみた、かぞくのかたち①

昨夏滞在した家族と暮らすシェアハウス。

そこで出会った、いろんな大人、いろんなことば、いろんな子供。

少しずつ、まとめていこうかなぁ。
という雑記です。たぶんいつか、まとめます。

疑問1 その車は、だれのもの?

当時2歳の末っ子。
ある日、シェアハウスの代表の息子氏と会いました。
ふたりは同い年。

息子氏にはすてきな車がありました。
充電式の、うごく車。じぶんで運転できる、かっくいーやつ。

「乗っていいよ」といわれて末っ子は
おおはりきりで乗るも、息子氏に憤慨される。

しまいには「ぼくのー…」と泣き出した。

そうかそうか。そうだよね。
ずっと自分のだったのに、乗られるとつらいよね。

「末っ子ちゃん、本人いやがってるから、返そうよ」


と、そこで出てきたのが息子氏のおかーさん。


「ううん、いいの。これはみんなのだから。
ね、みんなのだから使っていいんだよ。」

とごり押し。

息子氏は「ぼくの!ぼくの!」
とわんわん泣きながら

訴えてにらんでた。

えー。こんなんで仲良くなれんの?

いや、そもそも母親が所有者を決めてる時点で
この車は息子氏のものじゃない。
 
母親のものだ。

なんで息子氏がいやがってるのに
この車はみんなのものなんだろう。

本当にみんなのものなら
キッズルームに置けばいいんじゃないのか。

わざわざ自分の部屋の前に置いていたら
そりゃあ息子氏も自分のものだと思うじゃないか。

なにがやりたいのか
巻き込まれたこっちはさっぱりわからなかった。

とりあえず
所有者がだれかはっきりしてほしいし

彼が納得するまで、車を廊下に置くのやめたらいいのに。

この車はその後もたびたびトラブルの種となってたな。

そして、やっぱり
最後まで仲良くなれなかった。

サポートしてくれたあなたに、幸あれ!