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【賃貸紹介編】 TikTok攻略2023年最新版

こんばんは。すごく久々にnoteを書きますが早速本題

賃貸不動産の紹介TikTokを漁っておりました。
そこでふと同じ物件を紹介している動画が!?!?

さらになんとその動画の再生数は100倍ほど差があったのでさらにびっくり。

今回はこの2つの動画をもとに勝手に分析していき、
なぜこのような結果になるのか。この結果から何を学ぶべきなのかを話していきます。

ちなみにTikTokって最初の3秒が重要だよね。アルゴリズムはこうだよね。みたいな話は今回は触れていかないのでご留意ください。

ざっと目次はこんな感じです。

賃貸紹介動画の目的とは

言わずもがな、TikTok運用での目的はお問合せの増加を目標に置くことがほとんど。イメージとしては

成約(賃貸契約)←内見←問い合わせ←LINEorメルマガ登録←TikTok

という流れが一般的かなと思います。余談ですが、問い合わせにLINEを使う企業は前にもまして増えてきた、というよりLINEというツールを導入すること自体が一般化されてきたように思います。嬉しい。

さて話を戻して、結論から言うと、ある程度しっかりと物件紹介できている動画で、再生数が取れればお問い合わせが来るであろうと推察できます。

ここで「ある程度〜できている動画」と枕詞をつけた理由は「どれだけ再生数が稼げようと導線設計ができていなければ一切問い合わせが来ない」という残酷な事実が待ち受けているからです。

また話を戻して、多くの企業が内見をテーマに賃貸紹介をしていくというのが一般的。理由は二つ。

1.視聴者の内見イメージが伝わりやすい
2.内見の省力化
3.間取りや写真だけではわからないところを伝えられる

これは業界の課題なのか、物件に興味を持って確認するには内見をしなければわからないことが多いと言うものがあります。最近ではアワナイ賃貸など内見なしの不動産も増えてきてますが。

結果的に内見を中核に置いた賃貸紹介がメインとなっています。

再生数に差が出た2つの動画


引用:憧れ!内見ガールbyいえらぶ


引用:あまから賃貸

それぞれ画像からリンク先飛べますのでフルで見たい方はぜひ。

さて、実はこの2つの動画。同じ物件を紹介しています。どちらかが多くの再生を獲得したでしょうか?

わかりますか?

実は

どちらかというと



あまから賃貸さんなんです!

エンゲージメントの比較

アカウント名:憧れ!内見ガールbyいえらぶ
投稿日:2023年2月14日
再生数:25.6k
いいね数:392
コメント:19
保存数:38
シェア数:8
タグ:#内見 #内見動画 #内見ツアー #お部屋紹介   #お部屋探し #ルームツアー #池ノ上 #下北沢
音源:オリジナル音源
動画尺:0分57秒
アカウント名:あまから賃貸
投稿日:2023年1月09日
再生数:2.2M
いいね数:34800
コメント:646
保存数:2867
シェア数:1162
タグ:#デザイナーズマンション #駅直結 #駅中物件  
音源:80年代アメリカンのノリノリロカビリー
動画尺:1分18秒

再生数だけ見ると100倍ほどの差がありました。

さて、同じ物件で同じような形式で紹介をするこの物件紹介、具体的にどんなポイントで差がついたのかいくつかの仮説を立ててみました。

この物件の何よりの強みは駅から徒歩0分と言う点です。このキャッチーさは間違いなく伸びる要素です。その上でいくつか比較ポイントを出していきます。

差が出た比較ポイント

①物件紹介までの動線


簡潔にするため内見ガールをA、あまから賃貸をBとして紹介します。
まずはA。

Aの物件紹介までの動線は
駅から家まで○秒
一方Bの物件紹介までの動線は
家を出てから駅まで○秒

少し見せ方が違いますね。ここで考えたいのはターゲットのパイの大きさ。
物件紹介動画を見るユーザーの多くは一人暮らしに対する羨望などを含めた、健在的なニーズを持っているケースがほとんど。

一方で、TikTokの視聴者層は8~9割それに該当しません。つまり潜在層。先に伝えた通り、どちらも動画の特徴として駅からとにかく近い点を挙げています。私たちが普段生活する上で現状と一致し共感しやすいため、家から駅までのリアルを伝える方が共感性が高いのではないかと考えています。

ちなみに、内見紹介に入るまでのそれぞれが要した時間は
A:5秒、B:20秒
です。

本題まで先延ばしにするのは有効な手段ですね。

②ナレーション

A:自動音声
B:演者自身

昨今は自動音声での運用も増えきました。ただ業界特性を見ると自動音声よりも人物のナレーションを採用している動画の方が、再生数を獲得している傾向にありました。

動画のテイストとナレーションは重要要素なのかと思います。量産するのであればナレーションはプロに任せるのもありだと思います。

③家賃を出すタイミング

A:動画上では触れない
B:動画の最後にコメント欄へ書いてあると誘導

家賃についてはその場で取得できることが好まれる傾向にあるようです。もちろん、コメント欄に誘導して再生時間を稼ぐという技術も巷にはありますが。

ただ今回はコメント欄に誘導することよりも、
家賃がコメントに書いてあると誘導することによって、情報を取得する意欲のあるユーザーを誘導し、質問回答をしやすい場所へ移動することを目的においていると考えると、

賃貸問い合わせを簡略化する意味でもユーザーファーストになっている気がします。

④台本構成

まずここが違うのは大前提でした。これは別のタイミングで紹介します。

他ジャンルでの再現

さて、今回2つの動画のポイントを紹介しました。
今回の動画の違い、訴求や見せ方など大きな違いはありましたが、結論として「ただの内見、物件紹介動画では伸びない」だけでなく「キャラクターやポジショニングが重要」に加え「一つ一つの動画に違ったテイストで工夫が必要」なんだということがわかりました。

その点の運用が一番上手なのは、業界屈指の不動産賃貸SNS運用の「内見ぼーいず」さんなのかなと思います。

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台本書き起こしデータ

今回はこのnoteツイートをいいねRTした方限定の特典として台本書き起こしデータを配ろうと思います。

が、今になって思うとそもそも他人のコンテンツの台本データを特典にして配るのは良くないと気づいたので、普通にドキュメントのリンク貼っておきます笑

ダウンロードはこちら

お気持ち程度でRTして拡散してあげてください。


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