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【P4】リメンバー•ミー/故人を悼み、共有する

※本プロジェクトは多少刺激的な内容を含みます。読まれる方はその事をご了承いただいた上でお読みください。
僕が急死したとする。残された人々は悲嘆に暮れることだろう。しかし、彼らが悼む僕は、実は僕の一側面でしかない。付き合いの短い後輩や先輩は、
そんな人たちに、自分が事前にできることはないか?僕の過去を知りたいと思っても、その手段がない。そこで僕は「リメンバー・ミー」という仕組みを思いついた。そこでは、僕が急死しても、断片的な点がネットワークを形成し、百人が百通りの印象を僕に抱いているから、僕の情報は複雑さを増す。知る由もなかった僕の過去や、僕の人脈、性格。共有されたことで、僕の確からしさが上がる。サイトは2つの章から構成され、一つは経歴がわかる「Wiki」、もう一つは、各人のアンケートへの回答結果やアップロードした僕の写真が見れる「Questionnaire」だ。サイトは許可制になっている。詳しい作り方は以下の手順を参照してほしい。
1.グーグルサイトを立ち上げる。サンプルを参照
2.グーグルフォームを作る。
3.グーグルフォームの結果を反映したスプレッドシートを作成する。
4.アンケートの結果を作図する。その際、「集計」にチェックを入れる。
5.自身の写真を各々がアップロードできるようにドライブのフォルダーを用意する。そして、リンクをサイトに埋め込む。「1」のサンプルを参照。
6.「4」で作図した図をサイトに埋め込む。

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7.アンケートの内、一言コメントをグーグルドックスに自動で書き出す。これは、スプレッドシートのスクリプトで対応する。専用のドックスファイルを作成し、取得したIDをスクリプトに書き込む。コードは以下参照。
8.サイトの編集・閲覧共に許可性にする。そうすれば、プライバシーは守られる。

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コード
//Docs related ID.
const docs_id = "19mK6qqXM26NW65oOAJfmZ8EcqBHV-OAksPJeo6zFJzQ";

//Site related ID.
const questionaire_site_id = "1YfeFu9f1vGKn57GCKUHeCMBNwXpAWj26/p/1PznOOACeCBcoC7RERtkZ89COXIWkXfiW";
//Send questionaire comment to docs.
//Docs content will be automatically updated to the site.
function myFunction() {
 const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
 const sheet = ss.getActiveSheet();
 Logger.log(sheet.getName());
 var range = sheet.getDataRange();
 var values = range.getValues();
 for (var i = 1; i < values.length; i++) {
   var session = values[i];  
   var comment = session[9];
   var relation = session[1];
   Logger.log(comment);
   const doc = DocumentApp.openById(docs_id).getBody().appendParagraph("");
   doc.appendText(comment + "(" + relation + ")" );
 }
}

本ノートは私的なものにつき、サポートは受け付けておりません。記事に関する活発な意見を期待します。