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【取材後記】YOUTRUSTさんに、あのバズ企画「すごい副業」の裏側を伺いました。

こんにちは!SELECK編集部の榎本(@enomon_s)です。

以前は電車移動生活でしたが、約1年前からは自転車で行ける範囲の超コンパクトな生活になっているので、ただただ「大きな空」を見たくて。大きな公園に子供を連れて行ってみました。

そこには際限なく広がる空と、川と、電車と橋と…。人もほとんど居なくてパッと開けたような空間があって、とっても癒やされます。まもなくやってくる桜の季節が楽しみです🌸(写真はイメージです)

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さて、本日ご紹介する新着記事はこちらです!

信頼できる友達もしくは「友達の友達」から副業や転職のオファーが届く、キャリアSNS「YOUTRUST」を運営する、YOUTRUSTさん。

昨年8月にリリースした企画すごい副業はSNS上で大きな話題になり、現在も続々と新しい副業案件がUPされています💡

今回はYOUTRUSTさんの企画づくりの裏側について、取材させていただきました🙌

では早速、取材の背景からお伝えさせていただきます!

1. 取材の背景

「すごい副業」は業界を代表する方の隣で一緒に働いたり、レアな体験をしたりできるという企画なのですが、特に第6弾でDeNA代表取締役会長の南場さんが募集した「ウォーキングパートナー」が発表された時のバズがすごく印象的で。

実はリリース当日、編集長の山本とワイワイ盛り上がっていました(笑)。

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募集する側として参加されている皆さんも錚々たるお顔ぶれで、どうやって著名人の方々を巻き込んでいるのか? そもそもこういったバズ企画は、どのように生まれているのか? が純粋に気になりました。

そこで、事前に企画づくりの裏側を伺ったのですが、「バズを最優先に狙った企画ではない」ということが分かりました💡

当初は、バズ狙いで「誰と組むと話題になりそうか(フォロワー数・知名度)」から企画を作っていくのかなと思っていたのですが、そうではなく。

取材時には、このようにお話しされていました。

元々は新規ユーザー獲得を目的に企画しましたが、きちんと採用に繋がることが大切だと考え、企画のKPIとしては「採用成功」に置いていました。(中略)

この取り組みを通じて、副業だけではなく正社員採用に繋がる事例が多く出てきましたし、ただ話題性を狙って新規ユーザーを増やすのではなく、そこで良いご縁を生むことにコミットしたことは非常に重要なポイントだったかなと思いますね。(本文にて、COO 佐藤さんのお言葉)
最近では、小嶋 陽菜さんや本田 圭佑さんといった著名人にも参加していただいています。この時も、「事業運営をしている方」「私たちが取れていないSNSのソーシャルグラフを持っている方」「私たちがきちんと価値貢献できる方」という3つの軸を掛け合わせて、ご協力いただきたい方を探していきました。(本文にて、代表 岩崎さんのお言葉)

こういったお話から、とても戦略的に企画を作られていたこと、結果的にバズや採用成果にも繋がったことなどを知り、YOUTRUSTさんで企画の設計・運営において大切にされている視点などを読者のみなさんにご紹介できればと思い、取材させていただきました!

2. 記事本編に含められなかったお話

記事本編はボリューミーに書かせていただいたのですが、もっと書きたかった部分があったので、こちらの取材後記でお伝えできればと思います。

まず、岩崎さんが「YOUTRUST」をローンチされた背景について。本編ではボリュームの関係でコンパクトになっているのですがー

この事業を始めた背景には、当時感じていた「転職市場への違和感」がありました。

というのも、多くの方が利用する転職エージェントのビジネスモデルは、サービスを通じて入社した方の年収の何割かを成功報酬としてもらう形になっていて。そのため、優れた人材を獲得しようと企業が報酬割合を引き上げたり、特定の企業に紹介が偏ってしまったりするケースがあることを知ったんですね。

その仕組みへの違和感から、誰もがもっと本質的でフェアな転職が実現できるように、新たにスタンダードとなる転職チャネルを作ることを決意しました。

ここで補足したいのは、決して転職エージェントさんが悪と言いたいわけではないということです。

しかし現状の仕組みでは、「優秀で信頼を得ている人ほど機会に恵まれる」というフェアな転職市場ではないと感じたことから、岩崎さんは新たな転職チャネルを立ち上げました。(こちらのFastGrowさんの記事でも詳しく創業ストーリーをお話しされていますので、ご紹介させていただきます)

次に、すごい副業の企画はCOO佐藤さんがメインで進めたのですが、発案時のちょっとした裏話も伺いました。実は最初に社内で企画を伝えた時は、みなさんピンとこなかったそうで。

あんまりこんなこと言うと怒られるんですけど、私は最初あんまりピンときてなくて。slackでの返信も「うん?」みたいな(笑)。

「すごい副業っていうのを考えてて、こういう人たちをアサインしてもらえますか」って言われた時に、「そんな大したことにはならんと思うけど、まあ、いいよ、頼んでくるわ」みたいな感じだったんですよ、正直、当時は。

(※取材音源から一部抜粋し、編集させていただいております)

と岩崎さんがおっしゃっていました(笑)。

YOUTRUSTさんの事例で特に見習うべきは「確実性はなくてもまずやってみる精神」だと思っているのですが、当時企画が当たる直感はなかったものの、まずやってみてブラッシュアップしていったら、大きなバズに繋がる大企画になったということですね。

そして、著名人の皆さんに協力いただくために、どのようにアプローチしていったのか。結論としては、地道に紹介を打診しながら繋がっていったそうなのですが、メンバーから代表の岩崎さんに対して、依頼文などアプローチの仕方をすべて指定されていたそう💡

私は使われる側ですね。企画に携わるメンバーから「この方にこのくらいのタイミングでご協力いただきたいから、岩崎さん何とかして繋がって口説いてきてください」って言われて「はい」って。

知人などに紹介を依頼する際に、どんな内容で依頼してほしいかも全部メンバーから指定されるので、私は「ソルジャーとして行ってきます」という感じですね(笑)。

なんか、随所から社内の良い関係が垣間見れますね^^

もっと触れたいエピソードも色々あるのですが、長くなりそうなのでこの辺で。記事本編も楽しい&勉強になるお話が詰まっていますので、ぜひご覧ください!

記事本編はこちらから👉「すごい副業」はバズ狙いじゃない。YOUTRUSTの小さく始め、大きく実らせる企画の裏側

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3. さいごに

今回の事例で、特に伝えたかったメッセージはこちらです。

岩崎 このような取り組みの積み重ねで、2020年5月に1万人だったユーザー登録数を、10月に2万人、12月に3万人へと一気に増やすことができました。

振り返ってみても、狙ってスパン!と当たる企画を打ち出したというよりは、チームで愚直にめちゃくちゃ施策を打った中のひとつを、大きく実らせていった形かなと思います。


佐藤 特にすごい副業は、きちんと考えたらGOできない企画だった気がするんですよね(笑)。「うまくいくか分からないけど、まずやってみよう」という心持ちが本当に大事で、想定より跳ねたらより良い形で積み上げていく。その繰り返しですね。

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器用に狙ってバズ企画を生みだすのではなく、愚直にやり続けた中からポッと芽が出る。それを大事に大きく育てるということが大事なのですね🍀 岩崎さん、佐藤さん、貴重なお話をありがとうございました!

では今回はこの辺で。またお会いしましょう🌼

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