はじめてのJScript+WSH　その３　JScriptの基本的な文法

はじめに

JScriptの基本的な文法を確認します。

ステートメント

ステートメントは通常1行で書かれる処理のことと捉えてください。
ステートメントの末尾にはセミコロン（;）を付けます。

var message;
message = "Hello world";
WScript.echo(message);

また、これを1行で書くことも可能です。

var message; message = "Hello world"; WScript.echo(message);

また、1行を複数行に分けることも可能です。

var message;

message
= "Hello world";

WScript
.echo
(message);

※ステートメントを1行に書く場合、;を省略可能ですが、省略しない方が良いと思います。

コメントアウト

単一行のコメントはスラッシュ (//)を使います。
複数行コメントはスラッシュとアスタリスク (/*) で始まり、その 2 つを逆に組み合わせた記号 (*/) で終わります。

var message1, message2;		// ここにコメントを書く

// ここにも書ける
message1 = "Hello world";
WScript.echo(message1);

/*
ここからコメント
message2 = "Welcome to JScript"
WScript.echo(message2);
ここまでコメント 
*/

/* 複数行コメントを単一行で使うことも可能 */

おわりに

ステートメントの改行やコメントアウトは現場ごとにお作法があるそうです。複数人でコードを書く場合はコード規約を決めたり、空気読んで合わせる必要があります。

例）
　・1行の横幅は80文字以下にする。
　・ファイルの冒頭や処理の冒頭にコメントを付ける
　・コメントの乱用はしない
　　↓コードを見ればすぐわかるので不要と言われるコメント
　　WScript.echo(message1); // message1を表示する。

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