壊れていく險?闡と荳也阜の中で

 世界の言葉が壊れてしまったので世界はよくわからなくなって縺励∪った。
 朝起きて、外を見ても天気なんて分かりやしない。ただわかるのは空から『髮ィ』が振ってきていて、私はそれをどう受け止めるべきものなのか、それとも意に介さないべきなのかもうわからない。
 壊れていても案外世界は何とか縺ェ繧九b縺ョなのだ。
 なにせ皆の日常への渇望は恐るべきもので、「まぁ意味は繧上°繧九〒縺励g」なんて楽観視する人がもう『祈り』としかいえない様子で学校にも会社にも行かそうとする。
 壊れた言葉が起こしたシステムの異常によって空から鬟幄。梧ゥが落下した日もあったというのに、急遽人材を募集してシステムの復旧と謾ケ濶ッを一大事業として動かしてしまう。
 もう、世界はダメかもしれない。というよりも、既に終わってしまっているのだと諤昴≧縲
 ただ、それで諦めるのはあまりにも謔イ縺励☆縺弱k縺九i縲
 それで絶望して死ぬにはあまりにも莠コ逕溘?長すぎるから。
 私はもう壊れたこの世界の中で今も息をして、命の鼓動を感じて、変わり果ててしまった荳也阜の中で変わらない毎日にしがみつこうとする。
 家を出ると寒い。季節は蜀ャだ。繝槭ヵ繝ゥ繝シを首に巻くけれど縺ゅ∪繧翫↓繧ょッ偵>縺ョ縺ァ繧ォ繧、繝ュ繧よ戟縺」縺ヲ縺上k縺ケ縺阪□縺」縺溘?
「縺翫?繧医≧」と声がする。声の方へ謖ッ繧雁髄縺と貅晏哨蜷がいる。
「縺翫?繧医≧」私は声を出して悲しくなる。もう、あんなに二人で繰り返したやりとりもどうしようもなく壊れていて、そんな風に取り返しがつかないことがわかるのに、私はその壊れた險?闡に拘ってしまう。
 貅晏哨蜷が笑う。壊れてしまったこの世界で、まだ壊れていないのはこの関係くらいだ。
 せめて、この髢「菫が壊れる前に荳也阜が壊れてくれますように。
 失ったことも、気づかないでいられますように。
 私は壊れながら、莉頑律繧歩いていく。(続く)

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