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Bricoleur|ワンオペクリエイティブのための備忘録

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ブリ子に命を吹き込むために、試していること、考えていることなどの備忘録。インディーアニメ制作やそれに関連した技術のことなどが多め。自分のために時間を使う。
運営しているクリエイター

#映像制作

【photoshop】風景写真をイラスト・アニメ風に加工する

(2019.02.23に書いたブリコルールのブログ記事の引越しです) 写真をイラストっぽく使いたいなどの局面はいろいろありまして、備忘録も兼ねて。 会社の近所で撮影した写真をこんな感じでイラスト風にして、弊社のキャラクターと合わせてみました。まあまあアニメのワンシーンのようにも見えなくもない?? 最近だと、アプリで簡単に写真をイラスト風に変換できるものもありますが、photoshopを使います。 ベースとなるレイヤーを作成・調整する もとの写真はこちらです。 なんの

学童の子どもたちと、踊ってみた動画を作る

学校では難しいクリエイティブ体験の取り組み昨年同様に「複合型福祉施設TERRA」の学童に通う子ども達と、踊ってみた動画を作りました。TERRAの考え方・取り組みなどは以下の記事で。 今年は、踊ってみた動画を作ることを最終目標とし、キャラクター設定、ラフスケッチ、線画、ディテールの加筆、着彩、そして3Dモデリング(vroid)、モーションキャプチャー(mocopi)といった一連の制作プロセスを経験してもらいました。 また、キャラクターの舞台を彩る背景イラストの制作やダンスに

【モーションキャプチャー】トラッカーとカメラの使い分けのメモ

最近のモーションキャプチャーといえば、スマホなどのカメラのみで行えるものから、viveやmocopiなどのトラッカーを体に取り付けるタイプのものまで色々出ており、個人でも手を伸ばすことができるものが増えてきました。 アニメーション制作にも活用できるし、アバターとしてゲームやVRの空間を動き回ってリアルタイムでその場にいる人たちとのコミュニケーションに活用したり、Vtuberなどの配信でも画面内での演出に幅が出るようになったり、個人レベルでも多くの人が活用しています。 近年

学童の子ども達と作った動画作品、「ポテト物語」から見えること

制作やDXなどのお手伝いさせて頂いている「複合型福祉施設TERRA」の学童に通う子ども達と、動画作品を作るプロジェクトにお声をかけて頂き、8ヶ月間かけて(といっても土曜日に通う子が中心)「ポテト物語」という5分ほどの動画を作りました。編集作業以外は全て子ども達で考え、作ったものです。 ユニークな社会福祉法人この複合型福祉施設TERRAというのは、一般的に私たちが考える社会福祉という概念の斜め上を行く、ユニークな施策をいろいろ実施されています。下記のロゴマークの記事で、事例と

【ChatGPT】Processingで音楽に合わせて映像を同期する

以前からちょっと気になっていたProcessingというプログラミング言語。自分には敷居が高いのかな?と手をつけてなかったやつですが、例によってChatGPTの力を借りて、音楽と同期する映像を作ってみました。これもコードがどうのこうのというよりも、AIを活用してチャレンジすることの敷居を下げるという話です。 ちなみにオリジナル曲です。 Processingとは幾何学的な模様を作って動かしたり、ゲームを作ったりなどができるもので、音楽に同期した映像を作ったりもできるものです

【VMC】3Dキャラクターで演技して動画を作成するためのメモ

3Dで人や物を動かすことは大変な作業なわけですが、それでも3Dキャラクターを用いたVtuberを多くみかけるようになりました。 ましてやリアルタイムに動かすためのモーションキャプチャーなどは、特殊なセット、装置、技術が必要で、映画やテレビなどの世界だけの話でしたが、近年では我々のような個人でもできるようになってきました。 現在のVtuberの台頭の背景には、VirtualMotionCapture、EVMC4U、CineSwitcher、Unity、blender、Live