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妥協と第三の案

 日本学術会議をめぐる状況を見ていると、複雑な思いを抱く。

 すでに数日前に出したメルマガにも感想は書いたが、ここまで来ると決裂は避けられない情勢だ。

 このメルマガを出した直後、改革案の今期国会提出が見送られたが、逆に情勢は悪化しているように思う。以下は私がニュースの一部を抜粋したツイートだ。

 妥協案として、自民党強硬派に怒鳴られながらまとめた改正案を、学術会議側がありえないと完全拒絶。

 間に入った人たちがさじを投げてしまえば、自民党強硬派に寄ってしまう。

 学術会議側は、100を得ようとして60の案を蹴ったために0になってしまう可能性に直面している。

 なぜこんなゼロサムゲームになってしまったのか。

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