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測りすぎ時代とマクナマラの誤謬
先日放送されたNHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」は、非常に突き刺さる回だった。
神童と呼ばれたマクナマラはデータ分析を駆使してベトナム戦争に勝利しようとしたが、数値では計れないベトナム人の愛国心やアメリカ市民の反戦感情に目を向けず、300万以上の犠牲者を出す泥沼の戦争を招いた。
ケネディが乞うて国防長官につけた天才マクナマラ。
キューバ危機を描いた映画13デイズでは、ディラン・ベイカー演じるマクナマラが、元上司であったカーティス・ルメイと対決するシーンが印象的だった。マクナマラはルメイのもとで東京大空襲を立案したという関係だった。
キューバ危機に関しては、映像の世紀でも取り上げられている。
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