見出し画像

公務員と博士

 何度か書いているが、国家公務員試験を受けたことがある。

 1996年、国家公務員試験1種に生物の試験区分ができるということで、理学部で説明会があったように記憶している。それに参加し、おもしろそうじゃん、と受験することを決意した。

 研究室の同期3人で受験。実験の合間に「判断推理」などの問題集をちまちまやったりして受験。

 一次試験の会場は国学院大学だったか。こんなに受験生がいるのか、とビビるものの、なんとか通過。最終面接会場が霞が関だと勘違いして遅刻するなど、ハプニングもありつつ、最終合格した。研究室からは3人中2名が合格した。

 当時修士2年。博士課程に進学することを決意しており、官庁訪問などはしなかった。いわゆる「提示延期」になった。

ここから先は

2,140字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?